喜寿のお祝いにはどんな花が喜ばれるでしょうか？
花を贈る際の選び方や注意点を知っておくと、より良い贈り物ができるでしょう。
喜寿祝いに贈る定番の花には、相応しいものも多くありますが、場に合わない花もあるので注意が必要です。
今回は、喜寿のお祝いにおすすめの花についてまとめました。
喜寿のお祝いにおすすめの花とは？
花の種類が豊富な中で、喜寿祝いにどれを選べばいいのか悩むこともあるでしょう。
喜寿のお祝いに喜ばれる花と、その花言葉についてご紹介します。
胡蝶蘭
お祝いの場で定番の花としてよく知られる胡蝶蘭。
胡蝶蘭は年配の方からも人気が高く、「高級な花」として特別感があるので、喜寿の贈り物に最適です。
また、新しい店舗の開店時に多く見かける胡蝶蘭には、「幸せが飛んでくる」という花言葉が込められています。
その花びらの形が蝶が舞っているように見えることから、このように言われています。
喜寿のお祝いにもぴったりの花言葉で、贈る相手を喜ばせること間違いありません。
バラ
花にあまり詳しくない人でも、一度は見たことがあるバラ。
その高級感と優雅さから、特別な日のお祝いにぴったりです。
バラと言えば赤のイメージが強いですが、赤いバラの花言葉は「愛しています」や「情熱」などで、プロポーズや結婚式で使われることが多いです。
ただし、喜寿には少し情熱的すぎると感じる方もいるかもしれません。
そんな場合は、紫のバラを選ぶと良いでしょう。
紫は喜寿のお祝いカラーでもあり、「尊敬」や「誇り」という花言葉を持っているため、喜寿を迎える方への贈り物にぴったりです。
トルコギキョウ
トルコギキョウは大ぶりの花が特徴で、花束に加えると存在感を放ちます。
また、派手すぎない色調が多く、落ち着いた印象で大人向けのプレゼントにも最適です。
喜寿のお祝いにもぴったりで、特にテーマカラーに合わせて紫色のトルコギキョウを選ぶとよいでしょう。
この紫色のトルコギキョウの花言葉は「希望」。
これからも希望に満ちた日々を送ってほしいという思いを込めることができます。
スイートピー
スイートピーは春を象徴する花で、「別れ」や「新しい門出」といった花言葉があるため、喜寿祝いには向かないと思われるかもしれません。
しかし、これらの言葉は、進学や旅立ちに向けた励ましとしても解釈できます。
そのため、新たな人生の章を迎える喜寿のお祝いに選んでも良いでしょう。
スイートピーは小ぶりながらも可憐で、年間を通じて手に入るため、贈り物としても便利です。
カーネーション
カーネーションは母の日の定番ですが、喜寿祝いにも適した花です。
赤いカーネーションは「母への愛」という意味があるため、父親や祖父への贈り物には合わないかもしれませんが、紫のカーネーションは「気品」や「誇り」、ピンクは「感謝」といった花言葉を持っているため、誰に贈っても心が伝わります。
母の日らしさを抑えたい場合は、カーネーションを他の花と組み合わせてメインではなくアクセントとして用いると良いでしょう。
柔らかな花の形が花束全体に温もりを添えてくれます。
ダリア
ダリアは花が大きく、少数でも花束に加えると華やかさが際立ちます。
メインとしても、サブとしても活用しやすい花です。
花言葉には「気品」や「優雅」といった意味があり、喜寿祝いにふさわしいでしょう。
色ごとに花言葉が異なることがありますが、紫色のダリアに特定の花言葉はないようです。
ガーベラ
ガーベラの花言葉は「希望」や「前進」。
年を重ねることを悲観的に捉えるのではなく、豊かに生きていく姿を称える花として喜ばれるでしょう。
鮮やかな黄色や赤、淡いピンクやオレンジなど、さまざまな色があり、花束のサブに加えることで全体を明るく彩ることができます。
シンビジウム
シンビジウムは控えめで清楚な美しさを持ち、日本でも愛されている洋ランです。
その花言葉は「飾らない心」や「素朴」といった意味があり、特別な贈り物にふさわしいです。
色合いはピンクや黄色、赤など豊富でありながら、どれも落ち着いたトーンなので、洗練されたシックな印象を与えたい時にぴったりです。
カサブランカ
カサブランカは高貴で優雅な雰囲気を持ち、結婚式や長寿のお祝いなど、人生の重要な節目に適した花として人気があります。
花言葉には「雄大な愛」や「祝福」といった意味があり、お祝いに最適です。
白いカサブランカが一般的ですが、喜寿祝いには赤紫色の品種もおすすめです。
アマリリス
アマリリスは赤や黄色、白、紫など色のバリエーションが豊富で、喜寿の花束にアクセントとして使われることが多い花です。
その花言葉は「誇り」や「輝くような美しさ」といった前向きな意味を持っています。
また、花が横向きに咲くことから「おしゃべり」という可愛らしい花言葉もあります。
喜寿祝いの花選びのポイント
喜寿のお祝いには、テーマカラーの紫を基調にした花を選ぶと良いでしょう。
昔、紫は高貴な人々や僧侶にしか許されなかった色であり、そのため紫色の花は敬意や感謝を込めた贈り物として適しています。
また、紫には癒しや心を安らげる効果があるとされ、お元気で穏やかな日々を願うメッセージを伝えることができます。
ただし、必ず紫色にする必要はなく、赤やピンクなど、相手の好みに合わせて選ぶことも大切です。
まとめ
喜寿のお祝いには、胡蝶蘭やバラ、トルコギキョウなど、華やかで気品のある花が喜ばれます。
さらに、スイートピーやアマリリス、ガーベラなどの愛らしい花を添えることで、花束全体が明るく生き生きとした印象になります。
紫のテーマカラーを意識しつつ、贈る相手の好みに合った花を選んでアレンジすることで、より心温まるプレゼントとなるでしょう。
