お気に入りのサンダルを履こうとしたとき、「なんだか臭う……」と気になったことはありませんか?
サンダルは素足で履くことが多いため、汗や皮脂、汚れが直接つきやすく、気づかないうちに臭いが残ってしまうことがあります。
とはいえ、臭いが気になるからといって、すべてのサンダルを丸洗いしてよいわけではありません。
ゴムやEVA、布、本革、スエードなど、素材によって適したお手入れ方法は異なります。
まずは臭いの原因やサンダルの素材を確認して、無理なくできる方法から試してみることが大切です。
ここでは、サンダルの臭いを取る基本のお手入れから、素材別の洗い方、正しい乾かし方、臭いを繰り返さないためのコツまで、初めてでもわかりやすく紹介します。
「洗っても臭いが残る」「革だから水洗いできない」と困っている方も、自分のサンダルに合った方法を見つけていきましょう。
サンダルが臭うのはなぜ?
サンダルは風通しがよさそうに見えるため、「靴より臭いにくいのでは?」と思うかもしれません。
ところが、素足で履くことが多いサンダルは、汗や皮脂、汚れが直接つきやすいもの。
そこに湿気などの条件が重なると、嫌な臭いにつながることがあります。
まずは、サンダルが臭いやすくなる主な原因を確認してみましょう。
汗や皮脂がサンダルに残りやすい
足の裏は汗をかきやすく、暑い季節にはサンダルを履いていても意外と汗をかいています。
汗そのものだけでなく、皮脂や古い角質などがサンダルに残ると、汚れがたまりやすくなります。
その汚れをそのままにしておくことが、臭いにつながる原因のひとつです。
特に足裏が触れる中敷き部分は汚れやすいため、見た目がきれいでも定期的なお手入れをしておくとよいでしょう。
素足で履くため汚れが直接付着する
スニーカーなら靴下が汗や皮脂をある程度吸収してくれますが、サンダルは素足で履く機会が多くなります。
そのため、足から出た汗や皮脂がサンダルへ直接つきやすいのが特徴です。
さらに、外を歩けば砂やほこりなども付着します。
こうした汚れが少しずつ蓄積すると、臭いが気になるようになることがあります。
湿った状態が続くと臭いが残りやすい
汗をかいたあとや雨で濡れたあと、水遊びをしたあとなどに、そのままサンダルをしまっていませんか?
濡れたり湿ったりした状態のままにすると乾きにくく、臭いが残りやすくなります。
特に、厚みのある中敷きや布製のストラップなどは、表面が乾いているように見えても内部に湿気が残っていることがあります。
履いたあとはすぐに靴箱へ入れず、風通しのよい場所でしっかり乾かすことが、臭い対策の基本です。
まず確認|サンダルのどこから臭っている?
サンダルの臭いが気になったら、すぐに丸洗いするのではなく、まずはどの部分から臭っているのかを確認してみましょう。
足裏が触れる部分だけでなく、中敷きやストラップなどに汗や汚れがたまっている場合もあります。
臭いの場所がわかると、必要な部分を重点的にお手入れしやすくなります。
足裏が触れる部分が臭う
もっとも汚れやすいのが、足裏が直接触れる部分です。
素足で履いていると汗や皮脂が付着しやすく、足の形に沿って黒ずみやベタつきが見られることもあります。
臭いだけでなく、表面がベタついていないか、汚れが残っていないかも一緒にチェックしてみましょう。
水洗いできる素材なら洗浄を、水に弱い素材なら拭き取りなど、素材に合わせた方法でお手入れします。
中敷きやクッション部分が臭う
クッション性のあるサンダルは、汗や水分が内部に残ることがあります。
表面を拭いたり洗ったりしても臭いが戻ってくる場合は、中敷きやクッション部分に湿気や汚れが残っている可能性も考えられます。
取り外せる中敷きなら、サンダル本体とは別にお手入れできる場合があります。
ただし、無理にはがすと傷めることがあるため、取り外し可能かどうかを確認してから行いましょう。
ストラップや布部分が臭う
意外と見落としやすいのが、足の甲やかかとに触れるストラップ部分です。
布製のストラップは汗を吸いやすく、濡れたあとに乾きにくいこともあります。
また、足とこすれる部分には皮脂や汚れも付着しやすくなります。
足裏が触れる部分だけきれいにしても臭いが残るときは、ストラップや縫い目なども確認してみてください。
臭う場所を確認できたら、次はサンダルの素材をチェックします。
素材によっては水洗いやつけ置きが向かないものもあるため、ここを確認してからお手入れ方法を選ぶことが大切です。
臭いを取る前にサンダルの素材を確認しよう
サンダルの臭いを何とかしたいときでも、いきなり水につけたり洗剤を使ったりするのは避けたいところです。
サンダルにはさまざまな素材が使われていて、水洗いできるものもあれば、水や洗剤に弱いものもあります。
間違った方法でお手入れすると、変色や型崩れ、接着部分の傷みなどにつながることがあります。
まずはサンダルの素材や表示を確認して、自分でお手入れできるものかチェックしましょう。
水洗いしやすいサンダル
一般的に、ゴムやEVAなど水に強い素材を中心に作られたサンダルは、水洗いできるものが多くあります。
ビーチサンダルや一部のスポーツサンダルなどは、表面についた汗や泥汚れを水で落としやすいのが特徴です。
ただし、同じように見えるサンダルでも、布や金属、接着剤など別の素材が組み合わされていることがあります。
「ゴムっぽいから丸洗いして大丈夫」と見た目だけで判断せず、商品の表示を確認すると安心です。
水洗いを避けたいサンダル
本革やスエード、ジュートなど、水分によって風合いや形が変わりやすい素材は注意が必要です。
水につけることで、色落ちやシミ、縮み、型崩れなどが起こる場合があります。
また、合皮でも商品によってお手入れ方法は異なります。
こうした素材は無理に丸洗いせず、表面の汚れをやさしく拭き取り、しっかり乾燥させる方法から試すのが基本です。
洗濯表示やメーカーのお手入れ方法もチェック
素材だけでは洗えるかどうか判断できないときは、商品についている表示やメーカーのお手入れ方法を確認しましょう。
特に、複数の素材が組み合わされたサンダルは、一部分が水に強くても、ほかの部分が水洗いに向いていないことがあります。
また、重曹や漂白剤などを使いたい場合も、素材によっては変色や傷みにつながる可能性があります。
メーカーからお手入れ方法が指定されている場合は、その方法を優先するようにしましょう。
素材とお手入れ方法を確認できたら、次は臭いの程度に合わせて、無理のない方法から臭い取りを始めていきます。
サンダルの臭いを取る基本のお手入れ
サンダルの素材を確認したら、臭いの程度に合わせてお手入れしていきましょう。
臭いが気になるからといって、最初から強い洗剤を使ったり、長時間つけ置きしたりする必要はありません。
まずは負担の少ない方法から試し、それでも臭いが残る場合に次の方法を検討するのがおすすめです。
軽い臭いなら拭き取りと陰干しから
「少し汗っぽいかな?」という程度なら、まずは表面の汗や汚れを拭き取ってみましょう。
水に強い素材なら、水で濡らして固く絞った布などで、足裏が触れる部分やストラップをやさしく拭きます。
水に弱い素材は、メーカーが案内している方法に従ってお手入れしてください。
拭き終わったら、風通しのよい日陰で十分に乾かします。
軽い臭いなら、汚れを取り除いてしっかり乾燥させるだけでも改善することがあります。
水洗いできるなら中性洗剤でやさしく洗う
拭くだけでは汚れや臭いが取れない場合は、水洗いできるサンダルなら中性洗剤を使って洗う方法があります。
水やぬるま湯でサンダルを濡らし、薄めた中性洗剤をつけたやわらかいブラシやスポンジで、汚れている部分をやさしく洗います。
強くこすると表面を傷めることがあるため、ゴシゴシこするより、汚れを浮かせるようなイメージで洗いましょう。
洗剤が残らないよう十分にすすいだら、タオルなどで水分を取り、風通しのよい日陰で乾かします。
重曹は「ふりかける」「つけ置き」を使い分ける
サンダルの臭い対策として、重曹を使う方法を目にすることもあります。
丸洗いできない場合は、サンダルへ直接大量にかけるのではなく、素材への影響を確認したうえで使用することが大切です。
一方、水洗い・つけ置きが可能なサンダルでは、重曹を溶かした水やぬるま湯につけてから洗う方法が使える場合もあります。
ただし、重曹はどんなサンダルにも使えるわけではありません。
革やスエードなどデリケートな素材には自己判断で使用せず、メーカーが案内するお手入れ方法を優先しましょう。
強い臭いには酸素系漂白剤が使える場合も
水洗いしても強い臭いが残っている場合、素材や製品によっては酸素系漂白剤を使えることがあります。
ただし、漂白剤はサンダルの素材や色、接着部分などに影響する可能性があります。
使用できる素材かどうかを必ず確認し、製品に記載された使用方法や使用量を守ることが大切です。
また、洗剤や漂白剤などを自己判断で混ぜて使うのは避けましょう。
「臭いが強いから濃くする」「長くつければもっと効く」と考えず、表示された方法の範囲内でお手入れしてください。
基本的な臭い取りの方法がわかったところで、次はゴム・EVA・布・革・スエードなど、素材別のお手入れ方法を詳しく見ていきましょう。
素材別|サンダルの臭いを取る方法
サンダルの臭い取りで特に気をつけたいのが、素材に合った方法を選ぶことです。
同じサンダルでも、ゴムや布、本革などでは適したお手入れ方法が異なります。
素材がわからない場合は無理に洗わず、商品表示やメーカーのお手入れ方法を確認してから始めましょう。
ゴム・EVA素材のサンダル
ビーチサンダルやクロッグタイプなどによく使われるゴム・EVA素材は、比較的水に強く、お手入れしやすいものが多くあります。
水洗いできる商品なら、表面についた砂や泥を落としてから、薄めた中性洗剤とやわらかいスポンジなどでやさしく洗います。
特に足裏が触れる部分や凹凸には汚れが残りやすいため、丁寧に洗っておきましょう。
洗ったあとは洗剤を十分にすすぎ、水分を拭き取って陰干しします。
水に強そうな素材でも、長時間のつけ置きや高温での乾燥は避けると安心です。
布・キャンバス素材のサンダル
布やキャンバスを使ったサンダルは、汗や水分を吸い込みやすいため、臭いが残りやすいことがあります。
水洗いできる場合は、中性洗剤を薄め、やわらかいブラシなどで汚れた部分をやさしく洗います。
布部分は濡れると乾くまでに時間がかかるため、洗浄後の乾燥がとても大切です。
タオルで水分を吸い取ってから、風通しのよい日陰で中までしっかり乾かしましょう。
生乾きのまま履いたり収納したりすると、再び臭いが気になる原因になります。
ジュート・麻を使ったサンダル
夏らしいデザインのサンダルには、靴底や側面などにジュートや麻素材が使われているものがあります。
こうした天然素材は水分を吸いやすく、濡らすことでシミや型崩れにつながる場合があるため、丸洗いには注意が必要です。
表面のほこりを落としたり、汚れた部分だけを素材に適した方法でお手入れしたりするのが基本です。
布部分は洗えそうに見えても、ジュート部分まで水につけないよう注意しましょう。
本革・合皮のサンダル
本革のサンダルは水に弱いものが多いため、臭いが気になっても丸洗いは避けたほうがよいでしょう。
履いたあとは表面についた汗や汚れを素材に適した方法で拭き取り、風通しのよい日陰で乾燥させます。
必要に応じて、革に使用できる専用クリーナーやケア用品を使う方法もあります。
合皮についても、商品によって水への強さやお手入れ方法は異なります。
本革・合皮ともに、メーカーが指定しているお手入れ方法を優先してください。
スエード素材のサンダル
スエードは表面に細かな毛羽があるため、一般的なサンダルと同じようにゴシゴシ洗うと風合いを損ねることがあります。
まずはスエードに対応したブラシなどで表面のほこりや汚れをやさしく落とします。
臭いが気になる場合も、水につけたり重曹を直接使ったりするのではなく、スエードに対応したケア用品を選ぶほうが安心です。
高価なサンダルや自宅でのお手入れが難しいものは、無理をせず靴のクリーニング店などへ相談するのもひとつの方法です。
このように、臭いの取り方はサンダルの素材によって変わります。
特に水洗いできないサンダルは、「洗わずにどう臭いを軽減するか」がポイントになります。
水洗いできないサンダルが臭うときは?
本革やスエードなど、水洗いできないサンダルの臭いが気になると、「洗えないならどうすればいいの?」と困ってしまいますよね。
このようなサンダルは、無理に水につけるのではなく、汚れを取り除く・湿気を残さない・素材に合ったケア用品を使うという3つを意識してお手入れしましょう。
乾いた布で汗や汚れを拭き取る
履いたあとは、足裏が触れた部分やストラップなどに汗や皮脂が残っていることがあります。
まずはやわらかい布などを使い、表面についた汚れをやさしく取り除きましょう。
素材によっては乾拭きだけでなく、専用クリーナーなどを使える場合もあります。
ただし、目立たない場所で変色などが起こらないか確認してから使うと安心です。
臭いをごまかす前に、原因となる汚れをできるだけ残さないことがポイントです。
風通しのよい日陰でしっかり乾燥させる
水洗いできないサンダルでも、履いたあとの湿気を逃がすことは大切です。
帰宅してすぐ靴箱へ入れるのではなく、風通しのよい場所に置いて湿気を飛ばしましょう。
ただし、「早く乾かしたいから」と直射日光に長時間当てたり、ドライヤーの熱風を近くから当てたりするのはおすすめできません。
素材によっては変色や変形、ひび割れなどにつながることがあります。
熱で一気に乾かすのではなく、日陰で自然に乾燥させることを基本にしましょう。
素材に合った消臭用品を使う
汚れを取り除いて乾燥させても臭いが気になる場合は、靴用の消臭用品を取り入れる方法もあります。
ただし、消臭スプレーやパウダーなどは、どの素材にも使えるとは限りません。
本革やスエードなどデリケートな素材の場合は、その素材に使用できることを確認してから使うことが大切です。
また、消臭用品は汚れそのものを落としてくれるわけではありません。
「スプレーをかければお手入れは終わり」と考えず、日頃の拭き取りや乾燥と組み合わせて使いましょう。
水洗いできないサンダルほど、汚れや湿気をためない日々のお手入れが重要です。
履いたあとのひと手間を習慣にすると、臭いも気になりにくくなります。
洗ったサンダルの正しい乾かし方
サンダルをきれいに洗っても、乾かし方が不十分だと臭いが残ったり、再び気になったりすることがあります。
特に布やクッション性のある部分は、表面が乾いていても内部に水分が残っていることがあります。
「洗う」だけでなく「しっかり乾かす」ところまでがお手入れと考えましょう。
タオルで水分を取ってから陰干しする
洗い終わったサンダルは、そのまま干すよりも、最初に乾いたタオルなどで水分を取っておくと乾きやすくなります。
表面だけでなく、ストラップや中敷き、凹凸のある部分などにも水が残っていないか確認しましょう。
タオルで挟むようにして水分を吸い取れば、強くこする必要はありません。
水分をある程度取ったら、風通しのよい日陰で乾かすのが基本です。
風を通して中までしっかり乾かす
サンダルは靴より開放的な形をしていますが、厚みのある中敷きや布製のストラップなどは意外と乾きにくいものです。
床に置いたままにするより、サンダルの周囲に空気が通りやすい状態にすると乾燥しやすくなります。
途中で向きを変えるなどして、底面やストラップの裏側にも風が当たるようにするとよいでしょう。
触ったときに表面が乾いていても、厚みのある部分まで乾いているか確認してから収納してください。
直射日光やドライヤーを避けたい素材もある
「天気がよいから日なたで一気に乾かそう」と考えることもありますが、サンダルの素材によっては注意が必要です。
強い直射日光やドライヤーなどの高温によって、変色や変形、縮み、接着部分の傷みなどが起こる可能性があります。
特に革や合皮、熱に弱い素材が使われている場合は、メーカーのお手入れ方法を確認しましょう。
早く乾かすために強い熱を加えるのではなく、風を利用して乾燥させるのがおすすめです。
早く乾かしたいときは風の通り道をつくる
翌日も使いたいときなど、できるだけ早く乾かしたいこともありますよね。
そんなときは、サンダル同士を重ねず、少し間隔をあけて置きましょう。
立てかけられる形状なら、安定した状態で角度をつけると底面にも空気が通りやすくなります。
扇風機やサーキュレーターの風を利用できる場合は、熱を加えずに乾燥を助けることができます。
ただし、素材によって適した乾燥方法は異なるため、商品表示などに指定がある場合はそちらを優先してください。
完全に乾いてから履く・しまうというひと手間が、サンダルの臭いを繰り返さないための大切なポイントです。
洗ってもサンダルの臭いが取れないのはなぜ?
きちんと洗って乾かしたはずなのに、「まだ臭いが残っている」「履くとすぐに臭ってしまう」ということもあります。
そんなときは、何度も洗い直す前に臭いが残っている原因を探してみましょう。
洗い方ではなく、汚れが入り込んでいる場所や乾燥不足などに原因が隠れている場合があります。
内部まで汗や汚れが染み込んでいる
長く履いているサンダルは、表面だけでなく内部まで汗や皮脂などが入り込んでいることがあります。
特に布やクッション性のある素材は水分を吸いやすいため、表面を洗っただけでは汚れが十分に落ちないこともあります。
だからといって、洗剤を濃くしたり、長時間つけ置きしたりするのは避けましょう。
素材に合った方法でお手入れしても改善しない場合は、無理に洗浄を繰り返さないことも大切です。
乾燥が足りず湿気が残っている
洗った直後は臭いが気にならなかったのに、しばらくするとまた臭ってくる場合は、内部に湿気が残っている可能性があります。
厚みのある中敷きや布製ストラップは、表面だけ先に乾くことがあります。
洗ったあとは十分に時間をとり、風通しのよい場所で乾燥させましょう。
完全に乾く前に履いたり靴箱へしまったりしないことがポイントです。
中敷きや接着部分に臭いが残っている
サンダル全体を洗っても、中敷きの奥やパーツの境目、接着部分などに汚れや湿気が残ることがあります。
「足裏が触れるところはきれいなのに臭う」という場合は、ストラップの付け根や中敷きの縁なども確認してみましょう。
取り外し可能な中敷きなら、メーカーのお手入れ方法に従って別々にケアできることもあります。
ただし、接着されている中敷きを無理にはがすのは避けましょう。
サンダルそのものを傷めてしまう可能性があります。
劣化している場合は買い替えも検討する
何度お手入れしても臭いが取れない場合は、サンダル自体が古くなっていることも考えられます。
長く使っていると、素材の奥まで汚れが入り込んだり、中敷きが傷んだりして、お手入れだけでは改善しにくくなることがあります。
また、靴底が大きくすり減っている、ストラップが傷んでいる、接着部分がはがれているといった状態なら、臭いだけでなく履き心地にも影響します。
無理に臭いを取り続けるより、サンダルの状態を見て買い替えることも選択肢のひとつです。
そして、洗った直後はきれいなのに履くとすぐ臭ってしまう場合は、サンダルだけでなく日頃の足元のお手入れも見直してみましょう。
サンダルを洗ってもすぐ臭うなら足側もチェック
サンダルをきれいに洗っているのに、履くとすぐに臭いが気になることもあります。
そんなときは、サンダルのお手入れだけでなく、足元のケアも少し意識してみましょう。
足についた汗や汚れをできるだけサンダルに残さないことが、臭いを繰り返しにくくするポイントです。
足を清潔にしてからサンダルを履く
サンダルは素足で履くことが多いため、足についた汗や皮脂などが直接付着します。
特に暑い日は、家を出る前から足裏が汗ばんでいることもあります。
足が汚れていると感じたときは、サンダルを履く前に清潔な状態にしておくとよいでしょう。
サンダルだけをきれいにするのではなく、足元も清潔にしておくことで、汚れがたまるのを抑えやすくなります。
足裏の汗をそのままにしない
長時間歩いた日や暑い日は、サンダルを履いていても足裏に汗をかきます。
汗ばんでいると感じたら、可能な範囲で清潔なタオルやシートなどで足裏の汗を拭き取るのもひとつの方法です。
また、毎日同じサンダルを履き続けると、前日の湿気が十分に抜けないまま次の日も履くことがあります。
足の汗対策とサンダルを乾かす時間の両方を意識すると、臭いを防ぎやすくなります。
帰宅後はサンダルと足の両方をケアする
帰宅したら、サンダルを脱いでそのまま靴箱へ入れるのではなく、まずは風通しのよい場所で休ませましょう。
汗や汚れが気になる日は、サンダルの足裏が触れる部分を素材に合った方法で拭いておくと、汚れをためにくくなります。
足も清潔にして、汗や汚れをその日のうちに落としておきましょう。
「サンダルを清潔にする」「湿気を残さない」「足元も清潔にする」という3つを習慣にすると、臭いが繰り返し気になるのを防ぎやすくなります。
毎回しっかり洗う必要はありません。
日頃のちょっとしたお手入れを続けることが、サンダルを気持ちよく履くためのコツです。
サンダルを臭わせないためのお手入れ習慣
サンダルの臭いは、気になってから洗うよりも、普段から汚れや湿気をためないようにするほうがお手入れがラクになります。
難しいことを毎日する必要はありません。
「乾かす・休ませる・汚れをためない」を意識して、できることから習慣にしてみましょう。
履いたあとはすぐ靴箱にしまわない
一日履いたサンダルには、見た目ではわからなくても汗や湿気が残っていることがあります。
帰宅してすぐに靴箱へ入れると、湿気がこもったままになりやすいため、まずは風通しのよい場所で休ませましょう。
雨や水遊びなどで濡れた日は、特にしっかり乾かすことが大切です。
十分に乾いたことを確認してから収納するだけでも、臭いを防ぐためのお手入れになります。
同じサンダルを毎日履き続けない
お気に入りのサンダルは、つい毎日のように履きたくなりますよね。
しかし、連続して履くと、前日にたまった湿気が十分に抜ける前に再び汗を吸ってしまうことがあります。
可能であれば、何足かを交代で履いてサンダルを休ませる日をつくりましょう。
ローテーションすると乾燥させる時間を確保しやすくなり、サンダルへの負担も減らせます。
汗や汚れはこまめに拭き取る
臭いが強くなってから丸洗いするより、軽い汚れのうちにお手入れしておくほうが簡単です。
特に足裏が触れる部分やストラップなどは、汗や皮脂が付着しやすい場所です。
素材に問題がなければ、汚れが気になったタイミングでやさしく拭き取っておきましょう。
毎回完璧にきれいにする必要はありません。
汚れを長期間ため込まないことを意識するだけでも、日頃のお手入れがしやすくなります。
靴箱の湿気対策もしておく
サンダルそのものを乾かしていても、収納する靴箱に湿気がこもっていると、気持ちよく保管しにくくなります。
ときどき靴箱の扉を開けて空気を入れ替えたり、市販の靴箱用除湿剤などを利用したりして、湿気がたまりにくい環境をつくりましょう。
サンダル同士をぎゅうぎゅうに詰め込まず、少し余裕を持たせて収納するのもおすすめです。
サンダルのお手入れだけでなく、保管する場所まで乾燥を意識することで、次に履くときも気持ちよく使いやすくなります。
子どものサンダルが臭うときのお手入れポイント
子どものサンダルは、外遊びや水遊びなどで汗や泥、水分がつきやすく、大人のサンダル以上に汚れることがあります。
「この前洗ったばかりなのに、もう臭う……」ということも珍しくありません。
汚れを長く残さず、しっかり乾かすことを意識してお手入れしましょう。
帰宅したら泥や汗をそのままにしない
公園や水遊びのあとなどは、サンダルに砂や泥が入り込んでいることがあります。
そのまま放置すると汚れが落ちにくくなるため、まずは砂や泥などを取り除きましょう。
水洗いできるサンダルなら、目立つ汚れを水で流し、必要に応じて中性洗剤などを使ってお手入れします。
毎回しっかり洗うのが大変な場合でも、汚れが目立つ部分を軽く落として乾かしておくだけでも、汚れをためにくくなります。
洗ったあとは中までしっかり乾かす
子ども用のサンダルには、クッション性のある中敷きや布製のストラップなどが使われていることがあります。
こうした部分は水分が残りやすいため、表面だけでなく中まで乾いているか確認しましょう。
タオルで水分を取ってから風通しのよい日陰に置き、必要なら途中で向きを変えて乾かします。
まだ湿っている状態で翌日に履かせたり、そのまま靴箱へ入れたりしないことが大切です。
サイズアウトや劣化もチェックする
子どもの足は成長が早いため、サンダルのお手入れをするときはサイズや傷みも一緒に確認しておくと安心です。
靴底が大きくすり減っていないか、ストラップや留め具が傷んでいないかなどを見てみましょう。
また、何度洗っても強い臭いが残るほど使い込んでいる場合は、素材そのものが傷んでいる可能性もあります。
臭いを取ることだけにこだわらず、サンダル全体の状態を見て買い替えを検討することも大切です。
子どものサンダルは汚れやすいからこそ、「汚れたら落とす」「濡れたら乾かす」というシンプルなお手入れを続けると管理しやすくなります。
サンダルの臭い取りでやってはいけないこと
臭いがなかなか取れないと、「もっと強く洗ったほうがいいのかな?」と思ってしまうことがあります。
しかし、やり方によってはサンダルを傷めたり、かえってお手入れしにくくなったりすることもあります。
臭いを早く取りたいときほど、無理なお手入れをしないことが大切です。
素材を確認せずにつけ置きする
重曹や洗剤を使ったつけ置きは便利ですが、すべてのサンダルに向いているわけではありません。
本革やスエード、ジュートなどは水に弱いものがあり、長時間濡らすことでシミや変色、型崩れにつながる場合があります。
また、水に強そうなサンダルでも、接着剤や金属パーツなどが使われていることがあります。
つけ置きをする前に、素材とメーカーのお手入れ方法を確認しましょう。
洗剤や漂白剤を自己判断で混ぜる
「洗剤を組み合わせたほうが臭いがよく取れそう」と思っても、自己判断で複数の洗剤や漂白剤を混ぜるのは避けましょう。
製品によっては、組み合わせることで危険なガスが発生するおそれがあります。
洗剤や漂白剤は必ず商品の表示どおりに使用し、「混ぜるな危険」などの注意表示があるものは特に注意してください。
臭いが強い場合でも、洗剤の量を勝手に増やしたり、指定より長時間つけ置きしたりせず、使用方法を守りましょう。
熱湯やドライヤーの熱で乾かす
早く乾かしたいからと、熱湯で洗ったりドライヤーの熱風を近距離から当てたりするのも避けたい方法です。
高温によって素材が変形したり、縮んだり、接着部分が傷んだりする可能性があります。
革や合皮などは、熱によって風合いが変わることもあります。
基本はタオルで水分を取り、風通しのよい日陰で乾かすようにしましょう。
消臭スプレーだけで済ませ続ける
消臭スプレーは手軽ですが、汗や皮脂、泥などの汚れそのものを取り除くものではありません。
汚れがたまった状態でスプレーだけを使い続けても、しばらくすると臭いが気になることがあります。
消臭用品を使う場合も、汚れを落とす・乾燥させるといった基本のお手入れと組み合わせることが大切です。
濡れたサンダルをそのまま靴箱に入れる
雨の日や水遊びのあと、「玄関に置いておくと邪魔だから」と濡れたサンダルをすぐ靴箱へ入れてしまうこともあるかもしれません。
しかし、湿ったまま収納すると乾きにくく、臭いが残りやすくなります。
まずは風通しのよい場所で十分に乾かし、完全に乾いたことを確認してから収納しましょう。
「洗うこと」よりも「湿気を残さないこと」が大切な場合もあります。
普段から乾燥を意識すると、強い臭いがついてから慌ててお手入れする手間も減らせます。
サンダルを来年も気持ちよく履くためのしまい方
夏が終わってサンダルを履かなくなったら、そのまま靴箱の奥へしまうのではなく、ひと手間かけてから収納しましょう。
汗や汚れ、湿気が残ったまま長期間保管すると、次のシーズンに出したときに臭いや汚れが気になることがあります。
「きれいにする・乾かす・湿気をためない」の3つを意識するのがポイントです。
汚れと臭いを落としてから収納する
シーズン中に何度も履いたサンダルには、見た目以上に汗や皮脂、ほこりなどが付着しています。
水洗いできるものは素材に合った方法で洗い、水洗いできないものは表面の汚れをやさしく取り除きましょう。
靴底についた泥や砂なども確認し、できる範囲できれいにしておきます。
「来年使うときに洗えばいい」と汚れたまましまわず、そのシーズンの汚れは収納前に落としておくと、次に使いやすくなります。
完全に乾いてから靴箱へ入れる
洗ったサンダルを収納するときに特に注意したいのが、乾燥です。
表面だけ乾いているように見えても、中敷きや布製のストラップなどに水分が残っている場合があります。
収納を急がず、風通しのよい日陰で十分に乾燥させましょう。
長期間しまう場合は、いつも以上に「中まで乾いているか」を確認することが大切です。
湿気がこもりにくい状態で保管する
サンダルがきれいに乾いたら、保管場所の湿気にも気を配りましょう。
靴箱の中に靴を詰め込みすぎると空気が動きにくくなるため、できれば少し余裕を持たせて収納します。
湿気が気になる場合は、市販の靴箱用除湿剤などを利用する方法もあります。
使用するときは、製品に記載されている使い方や交換時期を確認してください。
また、保管中もときどき靴箱の扉を開けて換気すると、湿気がこもりにくくなります。
シーズン最後のお手入れをきちんとしておけば、翌年も気持ちよくサンダルを履き始められます。
サンダルの臭いに関するよくある疑問
サンダルの臭い取りについては、「重曹以外も使える?」「洗濯機で洗っても大丈夫?」など、迷いやすいことがいくつかあります。
ここでは、サンダルのお手入れでよくある疑問をまとめました。
重曹はサンダルの臭い取りに使える?
重曹は、サンダルの臭い対策に使われることがあります。
ただし、どのサンダルにも重曹を使えるわけではありません。
素材によっては変色や風合いの変化につながる可能性があるため、注意が必要です。
水洗いやつけ置きができるサンダルかを確認したうえで使用し、メーカーからお手入れ方法が指定されている場合はそちらを優先しましょう。
クエン酸やお酢を使っても大丈夫?
臭い対策としてクエン酸やお酢を使う方法を見かけることもありますが、サンダルの素材によっては適さない場合があります。
金属パーツや接着部分など、サンダルは複数の素材から作られていることも少なくありません。
「家庭にあるものだから安心」と考えて自己判断で使用せず、素材との相性を確認することが大切です。
特に革やスエードなどのデリケートな素材には、メーカーが推奨していない方法を無理に試さないほうが安心です。
サンダルは洗濯機で洗える?
基本的には、商品表示などで洗濯機の使用が認められているかを確認して判断します。
洗濯機の水流や脱水によって、サンダルが変形したり、接着部分や装飾が傷んだりする可能性があります。
また、サンダルだけでなく洗濯機を傷めることも考えられるため、「水洗いできる=洗濯機で洗える」とは考えないようにしましょう。
洗濯機について特に記載がない場合は、手洗いできる素材ならやさしく手洗いするほうが無難です。
消臭スプレーだけでも臭いは取れる?
消臭スプレーは、気になる臭いを一時的に抑えたいときには便利です。
ただし、サンダルについている汗や皮脂、泥などの汚れそのものを取り除けるわけではありません。
臭いが繰り返す場合は、汚れを落とす・しっかり乾かすといった基本のお手入れをしたうえで、補助的に消臭用品を使うとよいでしょう。
使用する際は、サンダルの素材に対応している商品かどうかも確認してください。
革サンダルの臭いはどうすればいい?
本革のサンダルは、水につけて丸洗いするのを避けたほうがよいものが多くあります。
まずは表面の汗や汚れを素材に適した方法で取り除き、風通しのよい日陰で十分に乾燥させましょう。
臭いが気になる場合は、革に使用できるケア用品を選びます。
高価な革サンダルや、自宅でのお手入れ方法がわからないものは、無理に洗わず専門店へ相談するのも選択肢です。
カビのような臭いがするときはどうする?
長期間しまっていたサンダルからカビのような臭いがするときは、まず表面やストラップ、中敷きなどに異変がないか確認しましょう。
目に見えるカビのようなものがある場合は、素材によって適切なお手入れ方法が異なります。
自己判断で漂白剤などを使うと、変色や傷みにつながることもあります。
メーカーのお手入れ方法を確認し、自宅での対応が難しい素材やカビが広範囲に見られる場合は、専門のクリーニング店へ相談することも検討しましょう。
まとめ|素材に合ったお手入れでサンダルの臭いを防ごう
サンダルの臭いが気になったときは、すぐに強い洗剤を使ったり、丸洗いしたりする必要はありません。
まずはどこが臭っているのか、どんな素材が使われているのかを確認することから始めましょう。
ゴムやEVAなど水洗いしやすい素材なら、中性洗剤などを使ってやさしく洗える場合があります。
一方、本革やスエード、ジュートなどは水に弱いものもあるため、無理に洗わず素材に合ったお手入れをすることが大切です。
また、臭いを繰り返さないためには、洗い方だけでなくしっかり乾かすことも重要です。
履いたあとはすぐに靴箱へしまわず、風通しのよい場所で休ませる。
汗や汚れが気になったら早めに拭き取り、ときどきサンダルを休ませる。
そんな小さなお手入れを習慣にするだけでも、汚れや湿気をためにくくなります。
「汚れを落とす・しっかり乾かす・素材に無理をさせない」を基本に、お気に入りのサンダルを気持ちよく履いていきましょう。

