さて、今回は多くのパパ・ママが気になる「七五三」のお話。
お子さんの可愛い晴れ着姿、想像するだけでワクワクしますよね!
健やかな成長を願って神社にお参り…とっても素敵な日本の伝統です。
でも、いざ準備を始めると、
「お参りって、いつ行くのがいいの?」
「なんか縁起の良い日とかあるんでしょ?」
「大安とか仏滅とか、よく分からない…!」
なんて、疑問がいっぱい出てきませんか?
分かります、分かります!
特に初めての七五三なら、なおさらですよね。
この記事では、そんな七五三の日取り選びの疑問をスッキリ解決!
カレンダーでよく見る「六曜(ろくよう)」って何なのか、
七五三に縁起の良い日や時間帯はいつなのか、
初心者さんにも分かりやす〜く解説していきます。
これを読めば、自信を持ってお参りの日を決められますよ!
最後までお付き合いくださいね♪
そもそも七五三って、いつ行くのが普通?
一般的には、11月15日が七五三の日とされています。
でも、ぴったりその日じゃなきゃダメ!なんてことはありません。
だいたい10月中旬から12月中旬くらいの間で、家族や神社の都合の良い日を選ぶのが一般的です。
最近は、混雑を避けて早めにお参りしたり、逆に少しずらしたりするご家庭も多いですよ。
日取りの決め手?「六曜」ってなんだろう?
さあ、ここで登場するのが「六曜」です!
カレンダーに「大安」とか「仏滅」って書いてあるの、見たことありますよね?
あれが六曜です。
簡単に言うと、その日の運勢というか、「吉(きち)=ラッキー!」な日か、「凶(きょう)=アンラッキー…」な日かを示す、昔ながらの指標みたいなもの。
全部で6種類あるから「六曜」って呼ばれています。
「え、じゃあやっぱり大安じゃないとダメなの?」って思いますよね。
でも、ご安心を!実は大安以外にも七五三に向いている吉日はあるんです!
それぞれの「六曜」がどんなキャラクターなのか、七五三のお参りにどのくらい向いているのか、見ていきましょう!
六曜ファミリー紹介!七五三との相性は?
-
👑 大安(たいあん)
- どんな日?: 「大いに安し」!何をするにも最高!まさにキング・オブ・吉日!
- 七五三との相性: もちろん ◎(はなまる)!お祝い事にピッタリです。
- 注意点: みんな考えることは同じ(笑)。人気の神社は大安の日、めちゃくちゃ混みます!予約はお早めに&時間に余裕を持つのが吉。
-
🤝 友引(ともびき)
- どんな日?: 「友を引き寄せる」。お祝い事には良い日とされています(お葬式は避ける日)。大安に次ぐ人気者!
- 七五三との相性: ◎(はなまる)!こちらもオススメです。
- 注意点: 1つだけ落とし穴が!午前11時~午後1時の間だけは「凶」 になると言われています。この時間帯は避けてお参りするのがベター。ランチタイムは休憩時間にしましょ♪
-
☀️ 先勝(せんしょう/さきがち)
- どんな日?: 「先んずれば即ち勝つ!」午前中がラッキータイム!
- 七五三との相性: 〇(まる)!行くなら 午前中(できれば午後2時まで)がベスト。
- ポイント: 早起きが得意なご家族にピッタリ!午前中にサクッとお参りを済ませたい場合におすすめです。
-
🌙 先負(せんぶ/さきまけ)
- どんな日?: 「先んずれば即ち負ける」。午前中は控えめに、午後からが吉!
- 七五三との相性: △(さんかく)。行くなら 午後(午後2時以降)がおすすめ。
- ポイント: 朝はゆっくりしたい派のご家族向け?ただ、秋は日が暮れるのが早いので、あまり遅くならないように注意!
-
👻 仏滅(ぶつめつ)
- どんな日?: 「仏も滅するほどの凶日」…なんて言われちゃう、六曜界の要注意日。
- 七五三との相性: ×(ばつ)。お祝い事は避けるのが一般的。わざわざこの日を選ぶ必要はないかも…。
- ポイント: 六曜の中で一番縁起が良くないとされている日。気にする方は避けた方が無難です。
-
🔥 赤口(しゃっこう/しゃっく)
- どんな日?: ちょっと扱いにくい日。「赤」が火や血を連想させるから、刃物や火の元に注意、なんて言われることも。基本的には凶日。
- 七五三との相性: △(さんかく)。でも、午前11時~午後1時の間だけは「吉」 になると言われています!ピンポイント!
- ポイント: どうしてもこの日しか…という場合は、お昼の時間帯を狙うのもアリかも?
【早見表】六曜と七五三お参り
えっ、ホントは六曜って関係ないの?神社のホンネ
ここまで六曜について熱く語ってきましたが…実は、衝撃の事実(?)があります。
六曜って、もともと中国から伝わった占いの考え方で、日本の神道(神社)や仏教とは直接関係ないんです!
だから、多くの神社では「六曜は気にしなくて大丈夫ですよ。ご家族の都合の良い日に、気持ちよくお参りしてくださいね」というスタンスなんです。
「なーんだ、気にしなくていいのか!」と思いました? そうなんです、本来は気にしすぎる必要はありません。
でも、「やっぱり、せっかくのお祝いだし、縁起は担ぎたい!」という気持ちも、すごくよく分かりますよね。
なので、「六曜は必須じゃないけど、気になるなら良い日を選んでみようかな♪」 くらいに考えるのが、ちょうど良いかもしれませんね。
六曜以外にもある!ラッキーデーを見逃すな!
実は、縁起の良い日って六曜だけじゃないんです!「選日(せんじつ)」と呼ばれる、他のラッキーデーもご紹介しますね。
大安や友引と都合が合わなくても、諦めないで!
-
🌾 一粒万倍日(いちりゅう まんばいび)
- 「一粒のモミが万倍にも実る稲穂になる」という意味の、とっても縁起の良い日!
- この日に始めたことは、あとで大きな成果につながると言われています。
- 七五三はもちろん、何か新しいことを始めるのにもピッタリ!
- 月に5〜6日あるので、比較的スケジュールを合わせやすいのも嬉しいポイント。
-
✨ 天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)
- 「天がすべての罪を赦(ゆる)す日」という意味で、暦の上で最強・最高の吉日!
- この日に始めたことは何でも成功すると言われています。
- もちろん七五三にも最適!…なんですが、年に5〜6日しかない、超レアな吉日なんです。この日に当たったらラッキー!
逆に注意!この日は避けた方がいいかも?
良い日があれば、ちょっと注意したい日もあります。
- 🙅 不成就日(ふじょうじゅび)
- 文字通り「何事も成就しない日」とされる日。
- 七五三のようなお祝い事は避けた方が良い、と考える人もいます。
- もし、大安と不成就日が重なったら…? 大安のパワーが半減しちゃう、なんて考え方もあるようです。気になる方はチェックしてみて。
ポイント: 毎年、暦(カレンダー)によって六曜や選日は変わります。七五三の日取りを決める時は、その年のカレンダーでしっかり確認してくださいね!
結局お参りは何時ごろ行くのがベスト?
縁起の良い日を選んだら、次は時間帯ですよね。
よく「神社へのお参りは午前中が良い」って聞きませんか?
これは、朝の清々しい時間に、清らかな気持ちでお参りするのが良い、という考え方からです。
でも、七五三の場合は、ちょっと待って!
主役は誰ですか?そう、お子さんですよね!
慣れない着物や袴で、長時間ご機嫌でいるのは大変なこと。
「午前中が良いって言うけど、うちの子、午後の方が元気なんだよなぁ…」
「朝早くからバタバタ準備するより、午後からゆっくり行きたい…」
そんな時は、迷わずお子さんのペースを優先してあげてください!
- 朝から元気いっぱいなら、午前中にGO!
- 午後の方がご機嫌が良いタイプなら、午後からゆっくり。
- 体調が心配なら、一番元気そうな時間帯を狙って。
一番大切なのは、無理なく、家族みんなが笑顔でお祝いできることです。
神様だって、きっとその方が喜んでくれますよ😊
まとめ:七五三の日取り、これでバッチリ!
さて、七五三のお参りの日取りについて、色々とお話ししてきました。
ポイントをまとめると…
- 六曜で縁起が良いのは「大安」「友引」。
「先勝」は午前、「先負」は午後ならOK。
「仏滅」「赤口」は避けるのが無難かも。 - でも、六曜は必須じゃない! 神社は「いつでもどうぞ」のスタンス。
- 六曜以外にも「一粒万倍日」「天赦日」というラッキーデーがある!
- 「不成就日」は避けた方が良いかも?
- 時間帯は、伝統的には午前中が良いとされるけど、七五三は「お子さんのご機嫌ファースト」でOK!
色々な考え方がありますが、一番大切にしてほしいのは、「お子さんの成長を喜び、感謝する気持ち」 そして 「家族みんなが笑顔で過ごせる日を選ぶこと」 です。
縁起を参考にしつつ、無理のないスケジュールで、最高の七五三の思い出を作ってくださいね! 応援しています!✨