「今日、買い物をした後でカレンダーを見たら赤口だった……」
「赤口に車や財布を買ってしまったけれど、大丈夫?」
せっかく気に入ったものを買ったのに、「赤口」という文字を見つけて不安になっている方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、赤口に買い物をしてしまっても、必要以上に心配する必要はありません。
赤口は六曜では凶とされる日ですが、赤口に買い物をしたからといって、購入したものが壊れたり、不幸が起きたりする科学的な根拠があるわけではありません。
また、六曜を気にする場合でも、赤口は午前11時頃から午後1時頃までが「吉」とされています。
この記事では、
- 赤口に買い物しても大丈夫なのか
- 赤口に買い物してしまった場合はどうすればいいのか
- 赤口に買い物するなら何時がいいのか
- 車・家・財布など高価なものを買う場合はどう考えるのか
- 買い物に縁起が良いとされる日はいつなのか
について詳しく解説します。
「赤口に買ってしまった……」と後悔する前に、まずは赤口の正しい考え方を知っておきましょう。
赤口に買い物しても大丈夫?【結論:気にしすぎなくてOK】
結論からいうと、赤口だからという理由だけで買い物をやめる必要はありません。
そもそも赤口は、「六曜(ろくよう)」と呼ばれる暦注のひとつです。
六曜には、
- 先勝
- 友引
- 先負
- 仏滅
- 大安
- 赤口
の6種類があり、それぞれの日に吉凶や縁起の良い時間帯などが割り当てられています。
結婚式などのお祝い事では現在でも大安を選ぶ人がいるため、六曜を目にする機会は多いでしょう。
ただし、六曜はあくまで昔から伝わる暦上の考え方です。
「赤口に買い物をすると必ず悪いことが起こる」というものではありません。
赤口は六曜では「凶」とされる日
六曜の中で赤口は、基本的に「凶」とされます。
特に結婚式や入籍、開店など、お祝い事や新しく何かを始める行事では避ける人もいます。
そのため、
「赤口に新しい財布を買っていいのかな?」
「車の契約日が赤口だけど変更したほうがいい?」
などと心配になる人がいるわけです。
しかし、普段の買い物まで禁止されているわけではありません。
縁起をどこまで気にするかによって、判断は変わります。
赤口でも11時〜13時頃は「吉」とされている
赤口には、一日の中で吉とされる時間帯があります。
それが、午前11時頃から午後1時頃までです。
一般的に赤口は、この時間帯だけ吉、それ以外は凶とされています。
そのため、「買いたいものがあるけれど、今日は赤口だった」という場合、六曜が気になるのであれば11時〜13時頃に買い物をするという方法があります。
店舗で商品を購入したり、契約や支払いをしたりする場合も、この時間帯をひとつの目安にすると気持ちよく買い物できるでしょう。
赤口だから悪いことが起こるという科学的根拠はない
ここは特に覚えておきたいところです。
赤口に買い物をしたことが原因で、事故や故障などが起こるという科学的な根拠はありません。
赤口をはじめとする六曜は、昔から伝わってきた暦上の吉凶です。
そのため、赤口の日に買った家電が故障したとしても、「赤口だったから故障した」と考える必要はありません。
縁起を大切にすることと、実際のリスクを分けて考えることが大切です。
赤口に買い物してしまった!もう買った後でも大丈夫?
この記事を読んでいる方の中には、「赤口だと知らずに、もう買ってしまった!」という方もいるでしょう。
しかし、すでに買い物をしてしまった場合も、後悔する必要はありません。
赤口に買ったからといって不幸になるわけではない
まず安心してほしいのは、赤口に商品を購入したからといって、その商品が縁起の悪いものになるわけではないということです。
お気に入りの財布を買った。
欲しかった家電を安く購入できた。
ずっと探していた車が見つかった。
そうした満足感まで「赤口だった」という理由で否定する必要はありません。
むしろ、気に入った商品と出会えたことを大切にしたほうが、気持ちよく使い続けられるでしょう。
11時〜13時頃に買った場合は六曜でも「吉」
「それでも何時に買ったか気になる」という場合は、購入時間を確認してみてください。
午前11時頃から午後1時頃までに購入していたのであれば、六曜の考え方でも赤口の中で吉とされる時間帯です。
レシートや注文履歴などに購入時間が記録されていることもあります。
偶然この時間帯だったのであれば、「吉の時間に買えた」と前向きに考えてよいでしょう。
時間外に買ってしまっても必要以上に心配しなくていい
では、朝や夕方など、11時〜13時以外に買ってしまった場合はどうでしょうか。
この場合も、買い直したり返品したりする必要はありません。
六曜を気にするかどうかは、その人の考え方次第です。
「赤口だったから返品する」という理由だけで、本当に欲しかった商品を手放してしまうのはもったいないでしょう。
どうしても気になるのであれば、商品を使い始める日を大安など自分が気持ちよく感じる日にする、という考え方もできます。
高額な買い物なら日柄より契約内容や保証を確認しよう
車や家、高級家電などを購入した場合は、赤口かどうかよりも現実的に確認すべきことがあります。
例えば、
- 契約内容に間違いがないか
- 保証期間はどのくらいか
- キャンセルや返品条件はどうなっているか
- 支払総額はいくらになるか
- 保険やアフターサービスは十分か
といった点です。
特に高額商品は、日柄よりも契約条件の確認不足によって後悔する可能性のほうが現実的です。
縁起を大切にしつつ、契約内容もしっかり確認しましょう。
赤口でも普段の買い物なら気にしなくてOK
「赤口は凶」と聞くと、一日中何も買わないほうがいいように感じるかもしれません。
しかし、日常生活の買い物まで避ける必要はないでしょう。
スーパー・コンビニ・日用品の買い物
食料品や洗剤、ティッシュなど、生活に必要なものを買うときまで六曜を気にする必要はありません。
赤口だからといって必要な買い物を翌日まで我慢すると、かえって生活が不便になってしまいます。
普段の買い物であれば、いつも通り行って問題ないでしょう。
洋服・家電・趣味用品などの買い物
洋服や家電、趣味用品についても基本的な考え方は同じです。
欲しい商品がセールになっていたり、在庫が残りわずかだったりする場合には、日柄を待っている間に買えなくなってしまうこともあります。
そのような場合は、価格や必要性、購入条件などを優先して判断するとよいでしょう。
車・家・財布など大きな買い物
一方、車や家、財布などは「せっかくなら縁起の良い日に買いたい」と考える人も多いでしょう。
特に家や車は金額が大きいため、購入した日が後々まで思い出に残ることがあります。
本人だけでなく家族が六曜を気にするケースもあります。
その場合は、無理に赤口を選ぶ必要はありません。
日程を変更できるのであれば、大安など、家族全員が気持ちよく購入できる日を選ぶのもひとつの方法です。
赤口に大きな買い物をするなら何時がいい?
赤口の日にどうしても買い物や契約をしなければならない場合は、時間帯を意識してみましょう。
赤口で吉とされるのは11時〜13時頃
赤口で吉とされるのは、午前11時頃から午後1時頃までです。
そのため、縁起を気にするのであれば、この時間帯に購入・支払い・契約などを行う方法があります。
ただし、これはあくまで六曜上の考え方です。
時間を合わせるために慌てて契約書を読まずに署名するようなことは避けましょう。
ネット通販では注文時間と決済時間のどちらを気にする?
ネット通販の場合、「注文した時間なの?」「クレジットカードで決済された時間なの?」と迷うことがあります。
六曜にはネット通販を想定した厳密なルールがあるわけではありません。
そのため、縁起を気にするのであれば、自分自身が購入を決断して注文を確定する時間を11時〜13時頃に合わせると分かりやすいでしょう。
予約商品などで実際の決済日が後になる場合もありますが、細かく考えすぎる必要はありません。
車は契約日と納車日のどちらを気にする?
車の場合は、「契約日」「支払日」「登録日」「納車日」など複数の日があります。
どの日を重視するかについて絶対的な決まりはありません。
ただ、納車日は実際に車を受け取り、新しいカーライフが始まる節目なので、縁起を気にする人にとっては日柄を選びやすいタイミングでしょう。
契約日は販売店との予定もありますから、無理に吉日に合わせるより、契約内容を落ち着いて確認できる日を選ぶことも大切です。
家は契約・決済・引き渡しのどの日を気にする?
住宅購入も同様です。
申込日、売買契約日、住宅ローンの契約日、決済日、引き渡し日など、多くの日程があります。
すべてを吉日に合わせるのは現実的ではありません。
縁起を大切にしたい場合は、「自分たちにとって最も大きな節目はどこか」を家族で決めて、その日だけ日柄を意識する方法もあります。
それ以上に重要なのは、契約内容や住宅ローン、物件の状態などを十分確認することです。
赤口とは?なぜ縁起が悪いといわれるの?
ここまで赤口での買い物について説明してきましたが、そもそも「赤口」とはどのような日なのでしょうか。
赤口の意味と読み方
赤口は、一般的に「しゃっこう」または「しゃっく」と読みます。
大安や仏滅などと同じ六曜のひとつで、基本的には凶の日として扱われています。
ただし、11時〜13時頃だけは吉とされるのが大きな特徴です。
赤口が凶日とされる由来
赤口については、陰陽道の「赤舌日(しゃくぜつにち)」との関係が語られることがあります。
赤舌神という神が人々を悩ませると考えられたことなどから、凶日として扱われるようになったという説です。
ただし、六曜の由来には諸説あります。
現在の生活では、「昔から縁起を気にする際の目安として使われてきたもの」と理解しておけばよいでしょう。
「赤」から火や血が連想されるという説
赤口の「赤」という文字から、火や血、刃物などを連想し、火事やケガに注意する日とする説明もあります。
そのため、赤口には「怖い」「何か悪いことが起きそう」という印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、赤口の日だから事故が起きやすいという意味ではありません。
普段と同じように安全に気をつけて生活することが大切です。
買い物するならいつがいい?縁起が良いとされる日
「せっかく大きな買い物をするなら、縁起の良い日を選びたい」
そんな人のために、買い物でよく注目される吉日を紹介します。
大安
大安は六曜の中でも特に有名な吉日です。
「大いに安し」という意味があり、何をするにも良い日とされています。
時間帯を気にする必要がないため、車や家などの契約や大きな買い物の日としても選びやすいでしょう。
一粒万倍日
一粒万倍日は、「一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる」という意味を持つ吉日です。
小さく始めたことが大きく育つ日とされているため、新しい財布を使い始めたり、新しいことを始めたりする日として人気があります。
将来につながる買い物をする日に選ぶ人もいます。
天赦日
天赦日は「天が万物の罪を赦す日」とされ、暦の上で縁起の良い日として知られています。
毎月あるわけではないため、大きな節目の日として意識する人もいます。
長く欲しかったものを購入するときなど、「せっかくなら特別な日に」と考える場合の候補になるでしょう。
寅の日
寅の日は金運に縁がある日として知られています。
「虎は千里を行って千里を帰る」という言葉から、出ていったお金が戻ってくるという意味に結びつけられることがあります。
財布の購入や使い始めの日として選ぶ人もいます。
巳の日
巳の日の「巳」は蛇を表します。
蛇は、金運や財運と縁が深いとされる弁財天のお使いと考えられてきました。
そのため、巳の日も金運に関する吉日として知られています。
財布などお金に関係するものを購入するときに意識する人もいるでしょう。
買い物で避けたほうがいいとされる日は?
吉日とは反対に、暦の上では物事を始める際に避ける人がいる日もあります。
ただし、これらの日に買い物をしたからといって、不幸になるという意味ではありません。
仏滅
仏滅は、六曜の中では凶の日として広く知られています。
結婚式などのお祝い事では仏滅を避ける人もいます。
一方、「物が一度滅び、新しく始まる日」という解釈が紹介されることもあり、六曜をどこまで重視するかは人それぞれです。
不成就日
不成就日は、物事が成就しにくい日とされる暦注です。
新しいことを始める日として避ける人がいます。
大安や一粒万倍日などと重なる場合もあるため、暦を細かく気にする人は確認しておくとよいでしょう。
三隣亡
三隣亡は、特に建築関係で避けられることがある日です。
住宅の建築や地鎮祭などで日柄を重視する場合に確認されることがあります。
ただし、普段の買い物まで三隣亡を気にする必要はないでしょう。
赤口の買い物についてよくある質問
最後に、赤口と買い物について気になりやすい疑問をまとめます。
赤口に財布を買っても大丈夫?
赤口に財布を買っても問題ありません。
金運を意識して日柄を選びたいのであれば、11時〜13時頃に購入したり、大安・一粒万倍日・寅の日・巳の日などを選んだりする方法があります。
すでに赤口に買ってしまった場合も、買い直す必要はありません。
使い始める日を自分が縁起が良いと思える日にするのもよいでしょう。
赤口に車を買っても大丈夫?
赤口に車を購入・契約しても、それが原因で事故が起きるという根拠はありません。
日柄が気になる場合は11時〜13時頃に契約したり、納車日を大安などにしたりする方法があります。
それ以上に、契約内容、車両の状態、保険、保証などをしっかり確認することが大切です。
赤口に家を買っても大丈夫?
住宅の購入でも、赤口だから契約してはいけないという決まりはありません。
ただし、住宅購入では本人だけでなく家族や親族が日柄を気にすることがあります。
家族に六曜を重視する人がいる場合は、事前に相談しておくと気持ちよく進められるでしょう。
赤口にネット通販で買い物しても大丈夫?
もちろん大丈夫です。
六曜を気にする場合は、11時〜13時頃に注文を確定する方法があります。
ただし、タイムセールや数量限定商品などは、時間を待っているうちに売り切れてしまう可能性もあります。
その場合は、自分にとって何を優先したいのかを考えて判断しましょう。
赤口の11時〜13時以外に買ってしまったらどうする?
何もする必要はありません。
赤口に買ったからといって、その商品に問題が起きるわけではないからです。
どうしても気になる場合は、縁起が良いと感じる日から使い始めるという方法もあります。
大切なのは、赤口だったことを理由に購入そのものを後悔しないことです。
まとめ|赤口に買い物してしまっても気にしすぎなくて大丈夫
赤口は六曜では基本的に凶とされていますが、赤口に買い物をしてしまったからといって、悪いことが起こるわけではありません。
また、六曜を気にする場合でも、午前11時頃から午後1時頃までは吉とされています。
これから赤口に買い物をする予定で日柄が気になるのであれば、この時間帯を選ぶと気持ちよく買い物できるでしょう。
一方、すでに11時〜13時以外に買ってしまった場合でも、返品したり買い直したりする必要はありません。
特に車や家、高級家電などの大きな買い物では、日柄だけに気を取られず、価格や契約内容、保証、商品の状態などを確認することのほうが重要です。
六曜は、「絶対に守らなければならないルール」ではありません。
それでも人生の節目となる買い物では、縁起の良い日を選ぶことで気持ちよく一歩を踏み出せることがあります。
これから買う人は自分が納得できる日を選び、すでに赤口に買い物してしまった人は必要以上に後悔しない。
そのくらいの距離感で六曜と付き合うのがよいでしょう。

