喜寿を迎える方へのプレゼント、渡すタイミングはどれが最適なのでしょうか?
プレゼントは用意したものの、渡す時期について迷う方も多いかもしれません。
ここでは、喜寿祝いのプレゼントを贈るのにふさわしい時期について説明します。
喜寿祝いのプレゼントを渡すベストなタイミング
プレゼントを渡す時期は迷いがちなポイントです。
もし、喜寿のお祝い会に出席する予定があるなら、その場でプレゼントを手渡すのが一般的です。
お祝い会に参加しない場合は、誕生日やお祝い会の前日までにプレゼントが届くように手配するのが良いでしょう。
注意が必要なのは、数え年で喜寿祝いを行うケースです。
数え年では、新年を迎えると年齢が1つ加わるため、誕生日が必ずしも77歳と一致しないことがあります。
満年齢=77歳の誕生日にプレゼントを贈るつもりが、年始に喜寿として認識される場合、タイミングがずれてがっかりさせてしまうことも。
数え年か満年齢か、事前に確認しておきましょう。
もし、お祝い会が誕生日よりも先に計画されている場合は、その日に合わせて贈ると良いでしょう。
逆に、誕生日の後にお祝い会があるなら、誕生日当日にプレゼントを渡すのがおすすめです。
喜寿祝いのプレゼントを渡す際に注意すること
喜寿祝いは人生の節目として特別なお祝いです。
マナーを守って、相手に喜ばれるプレゼントにしたいものです。
ここではプレゼントを渡す際の注意点をまとめます。
年齢を感じさせるものは避ける
贈り手が良かれと思って選んだものであっても、杖や補聴器、老眼鏡といったアイテムは、相手に「年を取った」と感じさせてしまい、逆に気持ちを落ち込ませることがあります。
喜寿のお祝いには、若々しさや元気を感じさせるプレゼントを選ぶことがポイントです。
喜寿祝いにぴったりのおすすめプレゼント5選
喜寿を迎える方への贈り物は、どんなものが喜ばれるでしょうか。
ここでは、喜寿祝いにふさわしいプレゼントをいくつかご紹介します。
花束
贈り物の定番である花束は、喜寿のお祝いにも最適です。
喜寿のテーマカラーである紫を取り入れた花束は特におすすめですが、相手の好きな色がオレンジや黄色、ピンクなどの場合は、その色をメインにしたアレンジでも喜ばれるでしょう。
花の種類に関しても特に制約はありませんが、菊は弔事の印象が強く、椿は花が「首から落ちる」とされ縁起が悪いとされるため、避けた方が無難です。
特別な食事
家族や親しい人たちと一緒に、特別な食事を楽しむのも喜寿祝いに人気です。
ホテルや料亭では、長寿祝い専用のプランが用意されていることもあり、ちゃんちゃんこや帽子の準備を省けるので便利です。
自宅で手料理を振る舞う場合は、さらに費用を抑えることが可能です。
旅行
最近では、77歳でも活動的な方が多いため、旅行も魅力的なプレゼントになります。
旅行を計画する際は、本人と相談しながら行き先を決めることが重要です。
近場の温泉への一泊旅行は人気ですが、遠方への旅行は体力面を考慮して避けたい方もいます。
具体的な行き先が決められない場合は、旅行カタログや旅行券を贈るのも良いアイデアです。
ファッションアイテム
帽子やマフラー、ストール、腕時計、手袋、バッグなど、普段使いできるファッションアイテムは、喜寿のお祝いのプレゼントとして人気があります。
どの世代でも「おしゃれを楽しみたい」という気持ちは変わりませんよね。
ファッションアイテムを贈ることで「いつまでも若々しくいてほしい」というメッセージが伝わり、多くの人に喜ばれます。
家電製品
実用的でありながら、自分ではなかなか購入しない家電製品も、喜寿のお祝いにぴったりのギフトです。
年齢を重ねると家事が負担に感じられることが多いため、ロボット掃除機や小型の衣類乾燥機、食器洗い機などはおすすめです。
プレゼントを贈る際の心得
喜寿のお祝いでプレゼントを贈る際には、自分の気持ちを優先するのではなく、相手の気持ちを考えることが大切です。
贈る側が「素晴らしい」と思っても、受け取る側がそう感じなければ、そのプレゼントは真心が伝わりません。
特に喜寿祝いでは、選んだものが相手にとって不本意な場合もあるため、相手が喜ぶものや希望するものを選ぶのが一番です。
どんなプレゼントが良いか迷う場合は、本人に直接聞いたり、一緒に選びに行くのも良い方法です。
サプライズを考える人もいるでしょうが、選んだプレゼントが予想外だった時のことを考えると、本人に確認してから選ぶ方が安心です。
どうしても直接聞くのが難しい場合は、カタログギフトを贈り、相手に選んでもらうという方法もあります。
まとめ
喜寿祝いのプレゼントの価格相場は1万円~3万円程度ですが、相手との関係によっては予算が変わることもあります。
両親へのプレゼントの場合は、予算を5万円ほどに設定することが一般的で、旅行や高級レストランでの食事をプレゼントする場合は10万円を超えることもあります。
とはいえ、最も大事なのは、金額に関係なく、相手を思いやり、心を込めてプレゼントを選ぶことです。