大切なおじいちゃんやおばあちゃん、お父さん、お母さんが傘寿を迎える際、心のこもったメッセージを送りたいものです。
でも、80歳という節目にふさわしい言葉を考えるのは、簡単ではありません。
ここでは、傘寿を迎える方に喜んでいただけるお祝いメッセージの例文をご紹介します。贈る際のポイントもあわせて参考にしてください。
傘寿に喜ばれるお祝いメッセージ【相手別】
傘寿のお祝いのメッセージは、相手との関係性に合わせて内容を考えることが大切です。
家族に贈る言葉と、上司や恩師など目上の方に贈る言葉では、使う表現を変える必要があります。
ここでは、相手ごとにおすすめのメッセージ例をご紹介します。
父親へのメッセージ
「お父さん、傘寿おめでとう! 元気にゴルフや庭いじりを楽しんでいる姿は、私の自慢です。 これからも一緒に旅行をしたり、おいしいものを食べたりして過ごそうね。」
「お父さん、80歳のお祝いおめでとう! もう傘寿だなんて驚きですが、これからも元気で、私たち家族を見守っていてね。 お母さんと仲良く、末永くお元気でいてください。」
「お父さん、傘寿おめでとうございます。 年齢を感じさせない若々しい姿や、趣味を楽しむ姿勢は私の目標です。 これからも充実した毎日を過ごしてくださいね。」
母親へのメッセージ
「お母さん、傘寿のお祝いおめでとう! 私が安心して過ごせるのも、お母さんがいつも温かく見守ってくれているからこそです。 私も、子どもたちをお母さんのように育てたいと思っています。 これからも頼りにしています。」
「お母さん、80歳の節目、本当におめでとう! いつも明るく元気なお母さんが大好きです。 これからも、お父さんと一緒に幸せな日々を過ごして、お身体を大切にしてくださいね。」
「お母さん、お誕生日おめでとうございます! 若々しく背筋が伸びているお母さんの姿は、私の憧れです。 お母さんに似合う化粧品を見つけたので、プレゼントします。 いつまでも素敵なお母さんでいてくださいね。」
おじいちゃんへのメッセージ
「おじいちゃん、傘寿おめでとう! 仕事で忙しくてなかなか会えないけれど、次の休みには会いに行くね。 一緒においしいものを食べに行きましょう。 お身体を大切にして、これからも元気でいてください。」
「おじいちゃん、お誕生日おめでとう。 おしゃれなおじいちゃんにぴったりのマフラーを見つけたので、プレゼントします。 今度会うときに、そのマフラーを着けて見せてね。 お正月に会えるのを楽しみにしてるよ。」
「おじいちゃん、傘寿おめでとうございます! いつも若々しく元気で、80歳とは思えません。 今度、その若さの秘訣を教えてくださいね。 小さい頃からたくさん可愛がってくれて、ありがとう。 これからもお身体を大切にして、100歳を目指してね!」
おばあちゃんへのメッセージ
「おばあちゃん、傘寿おめでとう! 小さい頃からおばあちゃんとのおしゃべりが大好きでした。 今は離れて暮らしていて寂しいけれど、今年はひ孫を連れて会いに行くから楽しみにしていてね。」
「おばあちゃん、傘寿おめでとうございます。 いつも優しく笑顔でいてくれるおばあちゃんに本当に癒されています。 これからも私の元気の源でいてくださいね。」
義理のお父様へ
「お父さん、傘寿おめでとうございます。 普段からお元気で、年齢を感じさせない姿にはいつも驚いています。 どうぞこれからもお母さんと仲良く、健やかにお過ごしください。」
「お父さん、傘寿のお祝い、心からおめでとうございます。 いつも私たち家族を温かく見守ってくださり、本当に感謝しています。 これからもお元気で、孫たちの成長を見守ってくださいね。」
義理のお母様へ
「お母さん、傘寿を迎えられたこと、本当におめでとうございます。 明るく社交的で、趣味を楽しんでいるお母さんの姿にいつも憧れています。 子育てが落ち着いたら、ぜひ一緒に趣味を楽しみましょう。 そのときはよろしくお願いしますね。」
「お母さん、傘寿おめでとうございます。 子どもや家のこと、仕事のことまで、いつも親身に相談に乗ってくださりありがとうございます。 今の私の幸せな毎日があるのはお母さんのおかげです。 これからもよろしくお願いします。」
職場の上司へ
「傘寿を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。 ○○様がこれからもお元気でご活躍されますよう、お祈りしております。」
「傘寿をお迎えになられたこと、誠におめでとうございます。 ささやかですがお祝いの品をお送りいたしました。 これからも変わらぬご指導をお願い申し上げます。」
傘寿のメッセージを贈る際のポイント
傘寿のお祝いには、心のこもった言葉が何よりの贈り物です。
ここでは、メッセージを丁寧に伝えるためのポイントをご紹介します。
心を込めて手書きで
傘寿のメッセージは手書きが最も気持ちを伝えやすい方法です。
字の上手さよりも、一文字一文字を丁寧に書くことが大切です。
正式には万年筆や筆ペンが推奨されますが、最近ではボールペンも多く使われています。
メッセージカードは長く残るものなので、礼儀を意識して心を込めて書きましょう。
見やすい大きさで書く
メッセージの文字は、大きめで見やすく書くのがおすすめです。
小さい文字は読みにくくなりがちなので、相手への気遣いを意識しましょう。
ただし、あまり大きすぎると年齢を意識させる場合もあるので、ほどよいサイズに整えることが大切です。
感謝の気持ちを伝える
お祝いのメッセージには、感謝の気持ちを込めると一層心に響きます。
「ありがとう」という言葉は、誰にとっても嬉しいものです。
また、敬意を示す表現も温かい心遣いになります。
たとえば、「子どもたちにいつも優しく接してくれたお母さんの深い愛情を、私も親になって初めて実感しました」など、思い出やエピソードを具体的に伝えると、より心に残るでしょう。
楽しい未来を描く
「これから一緒に旅行に行こうね」「美味しいものを食べに行こう」「孫を連れて遊びに行くよ」など、今後の楽しみや計画をメッセージに入れると、前向きで明るい気持ちが伝わります。
紫色の贈り物を添えて
紫は長寿と敬意の象徴として、古希や喜寿、傘寿のお祝いにも選ばれる色です。
贈り物には紫色の実用的なアイテムを選ぶと喜ばれるでしょう。
たとえば、紫のポーチは日常の小物整理に便利ですし、眼鏡ケースもおしゃれで気の利いたプレゼントになります。
こうしたアイテムは、使うたびに贈り主の気持ちを感じてもらえるものになるでしょう。
みんなからの寄せ書き
傘寿という大切な節目をさらに特別なものにするために、みんなの思いが詰まった寄せ書きを贈るのもおすすめです。
家族や友人、親しい方々からのメッセージがひとつになった寄せ書きは、贈られる方にとってかけがえのない宝物となり、いつまでも大切にしていただけるでしょう。
まとめ
傘寿を迎える方に喜ばれるメッセージやお祝いの言葉のポイントをご紹介しました。
親や祖父母に向けたメッセージは、あまり堅苦しくせず、素直な気持ちを大切にした言葉で表現するとよいでしょう。
ただし、お祝いの言葉であるため、カジュアルすぎない表現を心がけることも大切です。
ここで紹介した例を参考にしつつ、自分らしい表現やエピソードを添えて、特別なメッセージを考えてみてください。
感謝や長寿を願う気持ちが込められた温かいメッセージが、きっと喜ばれることでしょう。
相手との関係性に合った心のこもったメッセージを贈り、喜んでもらえますように。
心からの感謝と長寿を願う気持ちを込めて、素直に伝えてみてくださいね。