入籍日、「赤口」でも大丈夫?後悔しない!ふたりらしい最高の一日の見つけ方

六曜

ドキドキしながら迎える入籍日。
「この日をいつにするか」は、ふたりにとって大切な決断ですよね。

カレンダーを眺めていると、「大安」や「仏滅」といった言葉が目に入ります。
中でも「赤口(しゃっこう/しゃっく)」という日は、「縁起が悪いのでは…?」と、ちょっと不安になってしまうカップルもいるかもしれません。

「せっかくの記念日なのに、赤口に入籍してもいいのかな?」
「やっぱり縁起の良い日を選ぶべき?」
「そもそも、みんなどうやって入籍日を決めているんだろう?」

そんな疑問や不安を抱えているあなたへ。

この記事では、「赤口」の意味から、入籍日の様々な決め方、そして縁起を気にする場合の注意点まで、わかりやすく解説します。

この記事を読めば、きっとふたりが心から納得できる、最高の入籍日を見つけるヒントが見つかるはずです!

そもそも「赤口」ってどんな日?気にするべき?

カレンダーでよく見かける「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」の6種類。

これらは「六曜(ろくよう)」と呼ばれる、その日の吉凶を占う考え方の一つです。

その中で「赤口」は、一般的に「仏滅」に次いで縁起が良くないとされる日です。

「赤」という字が火や血を連想させるため、お祝い事には向かない、特に火や刃物を使う結婚式などは避けた方が良い、と言われることがあります。

じゃあ、赤口に入籍するのは絶対にNGなの?

結論から言うと、「絶対にダメ」ということはありません!

もちろん、「やっぱり縁起は気になる…」というカップルは、赤口を避けて「大安」などの吉日を選ぶのも良いでしょう。

しかし、六曜以上に大切にしたいことがあるなら、赤口であることを気にする必要はありません。

例えば…

  • ふたりが出会った日
  • 付き合い始めた日
  • プロポーズされた(した)日
  • どちらかの誕生日

など、ふたりにとって忘れられない大切な記念日がたまたま赤口だった場合。
その「特別」な気持ちを優先して、入籍日を選ぶカップルはたくさんいます。

考えてみてください。
何年、何十年経っても、「私たち、あの思い出の日に夫婦になったんだよね」と思い出せるなんて、とても素敵だと思いませんか?
縁起を気にしすぎて、そんな大切な日を諦めてしまうのはもったいないかもしれません。

もし赤口に入籍するなら…「お昼どき」がラッキータイム!

「やっぱり少しでも縁起の良さは意識したいな」
「入籍したい記念日が赤口だけど、何かできることはないかな?」

そんなふたりに朗報です!
実は赤口の日にも、縁起が良いとされる時間帯があるんです。

それは、午前11時頃から午後1時頃までの約2時間。
「午の刻(うまのこく)」と呼ばれるこの時間帯は、赤口の中でも「吉」とされています。

もし、入籍したい日が赤口だったり、役所の開いている日が赤口しかなかったりする場合は、このラッキータイムを狙って婚姻届を提出するのがおすすめです。

他の時間帯(午前0時~11時、午後1時~午前0時)は「凶」とされているので、お日柄が気になる方は、このお昼どきを意識すると、少し安心できるかもしれませんね。

入籍日はどう決める?みんなの決め方アイデア集

縁起以外にも、入籍日の決め方はいろいろ!

先輩カップルがどんなふうに入籍日を選んでいるのか、主なパターンを見ていきましょう。

1. やっぱり人気!縁起の良い日を選ぶ

「せっかくなら縁起の良い日にスタートしたい!」というカップルに人気なのは、やはり吉日を選ぶ方法です。

  • 大安(たいあん):
    「万事において吉」とされる、最も有名な吉日。
    何をするにも良い日とされ、入籍日としても人気No.1です。
  • 天赦日(てんしゃにち/てんしゃび):
    「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされ、年に数回しかない最強の開運日! 何か新しいことを始めるのに最適な日とされています。
  • 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):
    「一粒のもみが万倍にも実る稲穂になる」という意味を持つ吉日。
    この日に始めたことは、やがて大きな成果につながると言われ、入籍のような新しいスタートにぴったりです。

特に、天赦日と一粒万倍日が重なる日は、最強のラッキーデーとして注目されます。

さらに大安も重なる日は非常に稀ですが、もしタイミングが合えば、これ以上ないおめでたい日と言えるでしょう。

2. 覚えやすくてロマンチック!みんなが知ってる「記念日」を選ぶ

「記念日を忘れないようにしたい」
「イベント感があって楽しい!」
というカップルには、国民的な記念日を選ぶのもおすすめです。

  • クリスマス(12/25)
  • バレンタインデー(2/14)、ホワイトデー(3/14)
  • いい夫婦の日(11/22)
  • ジューンブライドにちなんで6月の吉日
  • ロマンチックな 恋人の日(6/12)やキスの日(5/23) など

誰もが知っている日なら、周りの人にも覚えてもらいやすく、毎年お祝いするのも楽しみになりますね。

3. ふたりだけの「特別な日」を選ぶ【一番人気!】

実は、多くのカップルが選んでいるのがこのパターン。
ふたりにとって何よりも大切で、パーソナルな意味を持つ日です。

  • ふたりが付き合い始めた日
  • プロポーズされた(した)日
  • 初めてデートした日
  • どちらかの誕生日
  • お互いの誕生日のちょうど真ん中の日 など

これらの日は、他の誰でもない、ふたりだけの物語が詰まった宝物のような日。
入籍日として選ぶことで、さらに特別な意味を持つ忘れられない一日になるでしょう。

4. 結婚式と同じ日にする

「結婚式を挙げる日こそが、夫婦になる日!」と考えるカップルや、
「記念日をいくつも作ると忘れちゃいそうだから、一つにまとめたい!」という合理的なカップルには、挙式当日に入籍するのも人気です。

結婚式の前に役所に立ち寄って婚姻届を提出すれば、イベントが一つにまとまり、記憶にも残りやすいですね。

5. 覚えやすさ抜群!「ぞろ目の日」を選ぶ

「11月11日」や「7月7日」など、数字がそろう「ぞろ目の日」も、覚えやすくて語呂が良いため、入籍日として選ぶカップルが増えています。

特別な記念日というわけではなくても、印象に残りやすいのが魅力です。

ちょっと待って!念のため…避けた方がいいとされる日は?

逆に、「できれば避けたいな」と考える人もいる、縁起が良くないとされる日もご紹介しておきます。

もちろん、これも「気にしない」という選択で全く問題ありませんが、参考までに知っておくと良いかもしれません。

  • 六曜での注意日:
    • 仏滅(ぶつめつ):
      「万事に凶」とされる日。
    • 赤口(しゃっこう/しゃっく):
      前述の通り、お祝い事には注意が必要とされる日(ただし、11時~13時は吉)。
  • さらに注意したいとされる日:
    • 不成就日(ふじょうじゅび):
      「何事も成就しない日」とされ、願い事や契約、お祝い事などには向かないとされる日。
    • 受死日(じゅしにち):
      カレンダーによっては黒丸「●」で示されることもあり、「最悪の大凶日」とされることもある日。

これらの日は、もしお日柄を気にするのであれば、避けることを検討しても良いでしょう。

ただし、繰り返しになりますが、過度に気にしすぎる必要はありません。

最終的に、六曜(縁起)は気にした方がいいの?

ここまで色々な情報をお伝えしてきましたが、結局のところ、六曜を気にするべきかどうかは、「ふたり次第」です。

婚姻届の提出は、基本的にはふたりだけの個人的なイベントです。
誰かに「この日に入籍しました!」と大々的に報告する義務もありません。(もちろん、喜びをシェアするのは素敵なことです!)

だからこそ、周りの意見や一般的な慣習よりも、「ふたりがどうしたいか」「何を大切にしたいか」を最優先して決めるのが一番です。

これが、たくさんのゲストを招待する結婚式となると、話は少し変わってきます。自分たちは六曜を気にしなくても、招待客の中には気にする人がいるかもしれない…という配慮から、大安や友引を選ぶケースが多いのは事実です。

でも、入籍日はもっと自由でいいんです!

まとめ:最高の入籍日は、ふたりが心からハッピーになれる日!

赤口に入籍するのは、決して悪いことではありません。

縁起の良いとされる時間帯を選んだり、それ以上に大切な「ふたりの記念日」を優先したりと、選択肢はたくさんあります。

一番大切なのは、ふたりでよく話し合って、お互いが納得できる、心から「この日にして良かった!」と思える日を選ぶことです。

縁起を参考にするのも良いでしょう。
思い出の日を選ぶのも素敵です。
覚えやすい日を選ぶのも合理的です。

どんな日を選んだとしても、ふたりが幸せな気持ちで夫婦としての新しい一歩を踏み出すことができれば、それが最高の入籍日になるはずです。

どうぞ、ふたりらしい素敵な一日を選んで、末永くお幸せに!

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