その買い物、ちょっと待った!「仏滅」は本当に縁起が悪い?知って得する六曜と金運アップの秘密

六曜

マイホームや車、結婚指輪といった、人生の大きな買い物。

せっかくなら、縁起の良い日に気持ちよく契約したいですよね。

カレンダーに書かれた「大安」や「仏滅」といった言葉が、ふと気になる瞬間です。

特に「仏滅」と聞くと、「何だか縁起が悪そう…」「この日に買うのは避けるべき?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

でも、本当にそうなのでしょうか?

この記事では、そんな「お日柄」と買い物の気になる関係を徹底解説!

知っているだけで心が軽くなる六曜の知識から、あなたの金運をグッと引き寄せる縁起の良い日まで、分かりやすくご紹介します。

実はチャンスの日?「仏滅」の意外な素顔

「仏も滅するほどの大凶日」——。

そんな風に言われる「仏滅」は、確かに六曜の中でもっとも縁起が悪い日とされています。

結婚式などのお祝い事が避けられるのも、このイメージからですよね。

では、買い物もやっぱりNGなのでしょうか?

結論から言うと、「ケースバイケース」です。

食料品や日用品など、毎日の暮らしに必要な買い物で仏滅を気にする必要はほとんどありません。

一方で、家や車のような高額な買い物、人生の節目に関わる大切な品物を買う際には、縁起を担いで「大安」を選ぶ方が多いのも事実。

やはり、安心感が違いますよね。

しかし、この仏滅、実は「物事をリセットし、新しいスタートを切るのに最適な日」という、ポジティブな側面も持っているのです。

仏滅は「終わり」と「始まり」の日

「仏滅」の「滅」は、「物事が一度滅び、終わる」ことを意味します。

そして、終わりは新しい始まりへの第一歩。

例えば、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか?

  • 長年の悪癖や腐れ縁を断ち切りたい
  • 過去の失敗を乗り越えて、心機一転頑張りたい

そんな時は、仏滅があなたの背中を押してくれるかもしれません。

古いものを手放し、新しい自分へと生まれ変わるための「断捨離の日」として活用できるのです。

ただし、注意点も。

仏滅は「終わり」の意味合いが強いため、新しく始めたことが長続きしにくい、病気が長引くといった解釈もあります。

ゼロから何かを始めるよりは、「何かを終わらせて、次へ進む」という意識で過ごすのがおすすめです。

そもそも「六曜」って何?振り回されないための基礎知識

カレンダーでよく見かける「大安」や「仏滅」。

これらは「六曜(ろくよう)」と呼ばれる、日の吉凶を占うための指標です。

もともとは中国から伝わったもので、日本では主に冠婚葬祭の日取りを決める際に使われてきました。

六曜の種類 意味
先勝(せんしょう) 午前は吉、午後は凶
友引(ともびき) 昼は凶、朝晩は吉。「友を引き込む」ため葬儀は避ける
先負(せんぶ) 午前は凶、午後は吉
仏滅(ぶつめつ) 一日を通して凶。物事を始めるのに向かない
大安(たいあん) 一日を通して大吉。何事にも良い日
赤口(しゃっこう) 昼(午前11時頃~午後1時頃)のみ吉。火や刃物に注意

つまり、六曜は絶対的なルールではなく、私たちの暮らしを豊かにするためのスパイスのようなもの。

「お天気予報」くらいに捉えて、上手に付き合っていくのが賢い選択と言えるでしょう。

この日を狙おう!買い物に最適なラッキーデーBEST5

どうせなら縁起の良い日を選びたい!

というあなたのために、買い物にピッタリな吉日をまとめました。

六曜だけでなく、「選日(せんじつ)」という別の暦注も合わせてチェックするのがおすすめです。

【大安】言わずと知れた最強の吉日

何をするにも良いとされるオールマイティな吉日。

納車や契約、高価な買い物など、大切なイベントはこの日を選べば間違いなし、という安心感があります。

【一粒万倍日】始めたことが「万倍」に実る日

「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」という意味を持つ、とても縁起の良い日。

この日に始めたことは、やがて大きな成果に繋がるとされています。

新しい事業の開始や、財布の新調に最適です。

※注意点:ローンなど借金を伴う買い物は、「借金が万倍に膨らむ」とされるため避けるのが無難です。

【天赦日】年に数回だけの最上級ラッキーデー

「天がすべての罪を赦(ゆる)す日」とされ、暦の上でこれ以上ないほどの吉日。

年に5~6回しか訪れない貴重な日で、何かを始めるのに最高のタイミングです。

この日に買ったり始めたりしたことは、何事もスムーズに進むと言われています。

【寅の日】使ったお金が戻ってくる!?金運の吉日

虎の黄金色の縞模様は、金運の象徴。

さらに虎は「千里を行って千里を還る」力を持つとされることから、この日にお金を使ってもすぐに戻ってくると言われています。

財布の購入や、大きな買い物、ローン契約にも向いているとされる嬉しい日です。

【巳の日】財運の神様が味方する日

巳(へび)は、財運を司る弁財天様の使い。

また、脱皮して成長する姿から「お金が無限に増える」イメージと結びつき、金運・財運アップに良い日とされています。

特に60日に一度やってくる「己巳の日(つちのとみのひ)」は、さらに強力なパワーを持つと言われます。

要注意!できれば避けたい買い物NGな日

縁起を担ぐなら、避けた方が良いとされる日も知っておきましょう。

  • 赤口(しゃっこう):
    仏滅に次ぐ凶日。
    「赤」が火や血を連想させるため、トラブルや怪我に注意したい日です。
    ただし、午前11時頃~午後1時頃の「午の刻」だけは吉とされています。
  • 不成就日(ふじょうじゅび):
    その名の通り「何事も成就しない」とされる日。
    この日に始めたことは、良い結果に結びつかないと言われています。
    たとえ大安であっても、不成就日と重なると吉の力が半減するとも言われるため、重要な契約などは避けた方が安心です。

縁起を味方に!賢くお金を貯める3つのアクション

最後に、縁起を担ぎながら、自然とお金が貯まる体質になるための簡単な習慣をご紹介します。

アクション1:吉日を「お買い物デー」にする

「買い物は一粒万倍日と大安だけ」というように、自分なりのルールを決めてみましょう。

吉凶に関わらず、お金を使う日と使わない日を意識するだけで、衝動買いや無駄遣いが驚くほど減っていきます。

アクション2:お財布は「お金のホテル」と心得る

お財布は、お金にとっての家であり、休息するホテルです。

ヨレヨレだったり、レシートや期限切れのクーポンでパンパンだったりするお財布は、いわば居心地の悪い家。

お金もすぐに逃げ出してしまいます。

不要なレシートは毎日捨て、お札の向きを揃えて丁寧に入れるだけで、お財布は一流ホテルのような空間に。

これは単なる迷信ではなく、毎日お財布を整理することで自分のお金の使い方を把握し、管理能力を高めるという、非常に合理的な効果があるのです。

アクション3:お財布の使い始めは「吉日」を狙う

新しいお財布を買ったら、すぐに使いたい気持ちをぐっとこらえて。

大安、一粒万倍日、寅の日、巳の日といった吉日に使い始めることで、金運を呼び込むパワーが高まると言われています。

まとめ:大切なのは、あなたの「心地よさ」

仏滅に買い物をしたからといって、不幸が訪れるわけではありません。

六曜は、科学的根拠のある絶対的なルールではなく、古くから伝わる暮らしの知恵であり、お守りのようなもの。

一番大切なのは、あなた自身が納得し、気持ちよくお金を使えることです。

六曜や吉日の知識を、あなたの毎日をちょっと豊かにする「スパイス」として上手に取り入れ、賢く楽しいお買い物ライフを送ってくださいね。

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