「今年、厄年なんだよな……厄払い、いつ行こう?」
そう思ってカレンダーを確認したら、予定していた日が「仏滅」。
「仏滅に厄払いをするのは、さすがに縁起が悪い?」
「せっかく厄払いするのに、逆効果になったりしない?」
そんなことが気になってしまいますよね。
でも、そこまで心配する必要はありません。
仏滅だからという理由だけで、厄払いを避けなければならないわけではありません。
この記事では、仏滅と厄払いの関係から、厄払いにおすすめの時期、六曜、縁起の良い日・悪い日まで分かりやすく解説します。
「家族から仏滅はやめた方がいいと言われた」「予約した日が仏滅だった!」という場合についても紹介しますので、日程を決める参考にしてくださいね。
結論|仏滅に厄払いしても基本的に問題ない
まず、一番気になる結論からお伝えします。
予定している日が仏滅でも、基本的には厄払いを受けることができます。
六曜では、仏滅は一般的に「何事にも凶」とされる日です。
そのため、「悪い日なのに厄払いして大丈夫?」と思ってしまいますよね。
しかし、六曜と厄払いや神社の教えは直接結びつくものではありません。
そのため、六曜だけを理由に厄払いの日を決める必要はないと考えられます。
厄払いは結婚式などの「お祝い事」とは目的が違う
六曜を気にする場面としてよく知られているのが、結婚式や入籍などのお祝い事です。
「結婚式は大安にしよう」
と考える方も多いですよね。
一方、厄払いはこれから訪れるかもしれない災厄を祓い、無事に過ごせるよう祈願するものです。
結婚式などのお祝い事とは目的が異なるため、六曜の吉凶を過度に気にする必要はありません。
六曜と神社・お寺の教えは直接結びつくものではない
「仏滅」という言葉から、仏教や神社と深い関係があるように感じるかもしれません。
しかし、六曜は暦の中で日の吉凶を判断する考え方の一つです。
神社の神道や、お寺の仏教そのものから生まれたものではありません。
つまり、
「仏滅だから神様のご利益がなくなる」
と考える必要はないということです。
ただし、厄払いや厄除けについての考え方や受付方法は、神社・お寺によって異なる場合があります。
心配な場合は、厄払いをお願いする神社やお寺に確認しておくと安心ですよ。
仏滅だと厄払いの効果がなくなったり逆効果になったりする?
「せっかく厄払いするのに、仏滅だと逆効果になるんじゃ……」
これも気になるところですよね。
ですが、仏滅という理由だけで厄払いが逆効果になると考える必要はありません。
そもそも六曜上の吉凶と、神社やお寺で受ける厄払い・厄除けは別のものです。
仏滅だからといって、予定していた厄払いを慌ててキャンセルする必要はないでしょう。
仏滅に厄払いするメリットもある
「それでも、わざわざ仏滅を選ぶ必要はないんじゃない?」
確かにその通りです。
無理に仏滅を選ぶ必要はありません。
ただ、六曜をあまり気にしないのであれば、仏滅だからといって予定を変更しないことにもメリットがあります。
混雑を避けやすい可能性がある
大安などの縁起が良いとされる日は、日取りを気にする人が集まりやすくなる場合があります。
一方、仏滅を避ける人がいれば、その分、混雑を避けやすくなる可能性があります。
ただし、実際の混雑状況は神社やお寺、曜日、時期によって大きく異なります。
特に年始や節分前後、有名な神社・お寺などは、六曜に関係なく混雑する可能性があります。
大安にこだわらなければ予定を決めやすい
仕事や学校、家族の予定などを考えると、全員の都合が合う日は限られますよね。
そこへさらに「大安限定」という条件を加えると、日程調整が難しくなってしまいます。
六曜にこだわらなければ、自分が落ち着いて厄払いを受けられる日を優先できます。
厄払いを先延ばしにしてしまうくらいなら、都合の良い日に行くという考え方もあります。
本人や家族が気になるなら無理に仏滅を選ばなくていい
一方で、
「理屈では分かったけれど、やっぱり仏滅は気になる……」
という方もいるでしょう。
そんなときは、無理に仏滅を選ぶ必要はありません。
大切なのは、自分が納得した気持ちで厄払いを受けられることです。
仏滅が気になってモヤモヤしたまま当日を迎えるくらいなら、大安など自分が安心できる日を選ぶのも一つの方法です。
家族や親から「仏滅の厄払いはやめた方がいい」と言われたら?
自分自身は六曜を気にしていなくても、両親や祖父母などから、
「仏滅に厄払いなんてやめた方がいいよ」
と言われることもあるかもしれません。
六曜に対する考え方は、人によってかなり違います。
「関係ないから気にしなくていい」と言っても、家族が納得できないこともありますよね。
予定を変更できるのであれば、あえて家族と意見がぶつかる仏滅を選ばず、みんなが納得できる日を選ぶ方法もあります。
反対に、仕事などの都合で仏滅しか行けない場合は、予定している神社やお寺へ問い合わせてみるのもおすすめです。
「仏滅でも厄払いを受けられますか?」
と直接確認できれば、家族にも説明しやすくなりますよ。
厄払いはいつ行くのがいい?おすすめの時期と時間
仏滅をそこまで気にしなくていいと分かったら、次に気になるのが、
「じゃあ、厄払いはいつ行けばいいの?」
ということですよね。
まずは厄年について簡単に確認しておきましょう。
一般的に厄年は数え年で考えられ、男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳などが本厄とされています。
そして、本厄の前年が「前厄」、翌年が「後厄」です。
前厄・本厄・後厄を合わせた3年間を厄年として考えます。
ただし、厄年の年齢や考え方は神社・お寺や地域によって異なることがあります。
厄払いを受ける場所が決まっている場合は、その神社やお寺の案内を確認してください。
厄払いは年明けから節分頃までが一つの目安
厄払いを受ける時期としてよく知られているのが、年明けから節分頃までです。
昔から季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられ、節分には豆まきなどで邪気を祓う風習があります。
そのため、年が明けてから節分頃までに厄払いを済ませる方も多くいます。
節分を過ぎてしまっても厄払いはできる
「気づいたら節分を過ぎていた!」
という方も安心してください。
節分までに厄払いできなかったからといって、その年はもう受けられないというわけではありません。
神社やお寺では年間を通して厄払い・厄除けを受け付けているところもあります。
誕生日や新年度など、自分にとって区切りの良い時期を選ぶ方もいます。
ただし、受付期間や祈祷時間はそれぞれ異なりますので、事前に確認しておきましょう。
厄払いにおすすめの時間帯は?
厄払いに、
「絶対にこの時間でなければならない」
という決まりがあるわけではありません。
神社やお寺が厄払い・厄除けを受け付けている時間に合わせれば大丈夫です。
祈祷の予約が必要なところもありますので、まずは受付時間を確認しましょう。
また、祈祷そのものだけでなく受付や待ち時間もあります。
その後に予定を入れる場合は、少し余裕を持っておくと安心です。
前厄・本厄・後厄は3年間すべて厄払いする?
前厄・本厄・後厄と3年間続くと、
「毎年厄払いしないといけないの?」
と疑問に思いますよね。
3年間すべて厄払いを受ける方もいれば、本厄だけ受ける方もいます。
どの年に厄払いを受けるか迷った場合は、お願いしたい神社やお寺の考え方を確認するのが確実です。
そもそも六曜とは?仏滅と厄払いの関係
ここまで読んでも、
「でも、やっぱり仏滅って気になる……」
という方もいるでしょう。
そこで「六曜」についてもう少し詳しく見てみましょう。
六曜とは、暦に記される日の吉凶を表す考え方の一つです。
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類があります。
日本では結婚式や入籍などの日取りを決める際に参考にされることがあります。
六曜と神社・仏教の関係
六曜は中国から伝わったとされますが、その起源については諸説あります。
重要なのは、六曜が神道や仏教そのものの教えではないという点です。
「仏滅」という文字だけを見ると仏教との関係を想像しやすいですが、仏滅だから厄払い・厄除けができないということではありません。
仏滅以外の六曜は厄払いに向いている?
一般的な六曜の吉凶を簡単に整理すると、次のようになります。
| 六曜 | 一般的にいわれる吉凶 |
|---|---|
| 大安 | 一日を通して吉とされる |
| 友引 | 朝夕は吉、昼頃は凶とされる |
| 先勝 | 午前は吉、午後は凶とされる |
| 先負 | 午前は凶、午後は吉とされる |
| 赤口 | 昼頃を除いて凶とされる |
| 仏滅 | 一日を通して凶とされる |
ただし、これはあくまで六曜上の考え方です。
「大安なら厄払いの効果が上がる」「仏滅なら効果が下がる」という意味ではありません。
六曜を参考にしたい方が、日程を決める際の一つの目安として考えるとよいでしょう。
厄払いをするなら大安がいい?縁起の良い日
「せっかくなら、縁起が良いとされる日に厄払いしたい!」
という方もいますよね。
そんな方が日取りを決める際に候補にしやすい日を紹介します。
大安
大安は、六曜の中でも「何事にも吉」とされる日です。
結婚式や入籍など、お祝い事の日として人気があります。
厄払いについても、
「どうせなら大安に行きたい」
という方にとって選びやすい日でしょう。
ただし、大安だから厄払いの効果が高くなるという意味ではありません。
また、大安の休日などは混雑する可能性もあるので、予約の必要性などを確認しておきましょう。
一粒万倍日
一粒万倍日は、
「一粒の籾が万倍にも実る」
という意味を持つ吉日です。
新しいことを始める日として知られています。
六曜とは別の暦の考え方ですが、「厄払いをして気持ちを新たにしたい」という方が日取りを選ぶ際の候補にしてもよいでしょう。
天赦日
天赦日は、「天が万物の罪を赦す日」という意味を持ち、暦の上で縁起が良い日とされています。
年間の日数が少ないため、厄払いを予定している日と重なれば候補の一つになります。
ただし、天赦日だから厄払いの効果そのものが高くなるという意味ではありません。
吉日が重なる日
大安と一粒万倍日など、複数の吉日が重なることもあります。
縁起を大切にしたい方にとっては、気持ちよく厄払いを受けられる日になりそうですね。
一方で、人気の日は混雑する可能性があります。
日取りだけでなく、自分の予定や神社・お寺の受付状況も考えて決めましょう。
仏滅以外にもある?厄払いで気になる縁起の悪い日
縁起の良い日があると、
「逆に避けた方がいい日は?」
と気になりますよね。
ここからは、一般的に縁起が良くないとされる日を紹介します。
あくまで六曜などを気にする方向けの情報として参考にしてください。
赤口
六曜の中で、仏滅とともに凶日として知られているのが「赤口」です。
一般的には昼頃を除いて凶とされています。
「赤」という字から火や血を連想し、火事や刃物などに注意する日ともいわれています。
ただし、これも六曜上の考え方です。
赤口だから厄払いを受けてはいけないという意味ではありません。
不成就日
不成就日は「何事も成就しにくい」とされる日です。
六曜とは別の「選日」と呼ばれる暦の考え方に含まれます。
縁起を気にする方は、不成就日と大安などが重なっていないか確認することもあります。
ただし、不成就日だから厄払いそのものができないという意味ではありません。
縁起の悪い日は本当に避ける必要がある?
ここまで読むと、
「仏滅だけじゃなく赤口や不成就日まで確認したら、いつ行けばいいの?」
と思ってしまいますよね。
六曜などの吉凶を気にし始めると、日程を決めるのが難しくなることもあります。
そのため、まず優先したいのは、厄払いを受ける神社やお寺の受付日・時間と、自分自身の都合です。
そのうえで六曜が気になるのであれば、気持ちよく参拝できる日を選ぶとよいでしょう。
厄払いは神社とお寺のどちらで受けてもいい?
「厄払いって神社でするものじゃないの?」
と思っている方もいるかもしれません。
実際には、神社だけでなくお寺でも厄に関する祈祷を行っているところがあります。
神社では「厄払い」と呼ばれることが多い
神社では「厄払い」「厄祓い」などと呼ばれることが多く、災厄を祓うための祈祷を受けます。
ただし、名称や祈祷内容は神社によって異なります。
お寺では「厄除け」と呼ばれることが多い
お寺では「厄除け」と呼ばれることが多く、災厄を遠ざけるための祈願を行います。
厄払いと厄除けは言葉や考え方に違いがありますが、
「神社じゃなければ厄年の祈祷を受けられない」
というわけではありません。
迷ったら希望する神社・お寺へ事前確認する
神社とお寺のどちらが絶対に正解、ということではありません。
毎年参拝しているところや、家族がお世話になっているところなど、自分が安心してお願いできる場所を選ぶとよいでしょう。
また、予約の有無、祈祷料、受付時間、厄年の考え方などはそれぞれ異なります。
仏滅が気になる場合も含め、分からないことがあれば事前に問い合わせておくと安心です。
仏滅の厄払いでよくある質問
最後に、仏滅と厄払いについて特に気になりやすい疑問をまとめます。
仏滅に厄払いすると運気が悪くなる?
仏滅だからという理由だけで、厄払いによって運気が悪くなると考える必要はありません。
仏滅は六曜上で凶とされる日ですが、六曜と厄払いそのものは別の考え方です。
厄払い当日に仏滅だと気づいたら延期した方がいい?
仏滅という理由だけで慌てて延期する必要はないでしょう。
ただし、自分自身がどうしても気になるのであれば、日程を変更する方法もあります。
神社やお寺を予約している場合は、変更可能か確認してください。
予約済みの日が仏滅でも大丈夫?
基本的には、予約先がその日に厄払い・厄除けを受け付けているのであれば、予定通り受けることを検討できます。
心配なら、予約している神社やお寺に直接確認するのが一番安心です。
大安まで待った方がいい?
必ず大安まで待つ必要はありません。
六曜を気にしないのであれば、自分の都合が良く、落ち着いて厄払いを受けられる日を選べばよいでしょう。
一方、大安の方が気持ちよく厄払いを受けられるのであれば、大安を選ぶのももちろん問題ありません。
まとめ|仏滅を気にしすぎず納得できる日に厄払いをしよう
仏滅は六曜では凶日とされています。
そのため、
「仏滅に厄払いして大丈夫?」
「厄払いが逆効果にならない?」
と心配になってしまうのも無理はありません。
しかし、六曜と厄払いや神社・お寺の教えは直接結びつくものではないため、仏滅という理由だけで厄払いを避ける必要はありません。
すでに予約していた日が仏滅だったとしても、慌ててキャンセルする必要はないでしょう。
一方で、六曜を大切にしている方が無理に仏滅を選ぶ必要もありません。
本人や家族が気になるのであれば、大安など納得できる日に変更するのも一つの方法です。
大切なのは、日取りの吉凶ばかりにとらわれるのではなく、自分自身が納得して、落ち着いた気持ちで厄払いを受けること。
そして、神社やお寺によって厄払い・厄除けの受付方法や考え方が異なる場合があります。
迷ったときは、実際に厄払いをお願いする神社・お寺へ確認してみてくださいね。

