「宝くじを買おうと思ったら、今日は仏滅だった……」
そんなとき、「縁起が悪そうだから別の日にしたほうがいい?」「仏滅に宝くじを買うと当たらない?」と気になってしまいますよね。
一方で、ネットでは「仏滅に宝くじを買った人が高額当せんした」といった話を見かけることもあります。
結論からいうと、仏滅に宝くじを買っても問題ありません。
仏滅は六曜では一般的に「万事凶」とされる日ですが、宝くじの当選確率が仏滅だから下がるわけではありません。反対に、仏滅に買えば当たりやすくなるという根拠があるわけでもありません。
六曜はあくまで暦の吉凶にまつわる文化・慣習です。国立国会図書館によると、六曜は14世紀ごろ中国から日本に伝わり、広く行われるようになったのは幕末以降とされています。
この記事では、「仏滅に宝くじを買ってもいい?」「仏滅だと当たりやすいって本当?」「仏滅に買うなら何時がいい?」「大安と仏滅ならどちらを選ぶ?」といった疑問を順番に解説します。
縁起を楽しみながら宝くじを買いたい人は、ぜひ参考にしてください。
仏滅に宝くじを買っても大丈夫?
まず一番気になるところから確認しておきましょう。
仏滅だからという理由だけで、宝くじの購入を避ける必要はありません。
宝くじを買う日を決めるうえで、六曜を気にするかどうかは個人の考え方次第です。
そもそも仏滅とはどんな日?
仏滅は、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」からなる「六曜」のひとつです。
国立国会図書館では、仏滅について一般的に「万事凶」と解釈される日として紹介しています。一方、大安は「万事大吉」とされる日です。
そのため、「大安=縁起がいい」「仏滅=縁起が悪い」というイメージを持っている人も多いでしょう。
ただし、六曜は宝くじのために作られたものではありません。
さらに国立国会図書館は、六曜について「意味の解釈は様々」であり、どれが正しいという基準はないとも説明しています。
そのため、仏滅を気にして宝くじを買わないのもひとつの考え方ですし、まったく気にせず購入するのもひとつの考え方です。
仏滅だから宝くじが当たりにくくなるわけではない
ここで重要なのが、「暦の上で縁起が悪い」と「宝くじの当選確率が低い」は別の話ということです。
購入した日が大安だったから、その宝くじだけ当選番号が変わるわけではありません。
同様に仏滅に購入したからといって、その宝くじだけ不利になるわけでもありません。
ですから、「今日買いたいけれど仏滅だからやめようかな……」と悩んでいるのであれば、当選確率を理由に購入日を変える必要はないでしょう。
ただ、「せっかくなら気分のいい日に買いたい」という場合は、大安や一粒万倍日などを選ぶのも宝くじの楽しみ方のひとつです。
仏滅に宝くじを買うと当たりやすいって本当?
「仏滅 宝くじ」について調べていると、「実は仏滅に買った人のほうが当たっている」という話を目にすることがあります。
確かに、過去の高額当せん者に関するデータをもとに、購入日の六曜が話題になったことがあります。
しかし、ここには注意が必要です。
「仏滅に1等当せん者が多かった」という情報はどう見る?
宝くじについては、過去の当せん者を対象とした「宝くじ長者白書」のような調査があります。
そしてネット上では、次のような順位が紹介されることがあります。
- 1位:仏滅
- 2位:赤口
- 3位:友引
- 4位:大安
- 5位:先勝
- 6位:先負
一見すると、「仏滅のほうが大安より当たりやすい!」と思ってしまいますよね。
しかし、ここで確認しなければならないのは、当せん者の購入日の集計と、六曜ごとの当選確率を比較することは同じではないという点です。
特定の調査結果を紹介する場合は、調査年度や対象者数、集計方法まで確認したうえで判断する必要があります。
そのため、「仏滅が1位だった」という情報だけから、「仏滅に買えば当選確率が上がる」と結論づけることはできません。
過去の当せん者データと当選確率は別の話
たとえば、ある年の高額当せん者に「仏滅に買った人」が多かったとしても、それだけでは仏滅そのものが当せんに影響したことにはなりません。
六曜別に、「何枚の宝くじが販売されたのか」「そのうち何枚が当せんしたのか」などを比較しなければ、「仏滅のほうが当たりやすい」とはいえないからです。
つまり、「仏滅に買って当たった人がいる」と「仏滅だから当たった」はまったく違います。
ここは分けて考えておきましょう。
なぜ「仏滅に宝くじを買うと当たる」と言われるの?
それでも「仏滅に買うと当たる」という話には、不思議な魅力があります。
考えられる理由のひとつが、意外性です。
大安に購入して当たった場合は、「やっぱり大安だったからかな」と思うかもしれません。
ところが仏滅に買って高額当せんすれば、「一番縁起が悪い日に買ったのに当たった!」という強烈なエピソードになります。
そのため記憶にも残りやすく、人にも話したくなるでしょう。
また、「大安の混雑を避けて仏滅に買う」「あえて人とは違う日に買う」という楽しみ方もできます。
宝くじには当せん結果だけでなく、「いつ買うか」を考えるワクワク感もあります。
仏滅を「逆転のゲン担ぎ」として楽しむのであれば、それもひとつの買い方でしょう。
仏滅に宝くじを買うなら何時がいい?
「仏滅に買ってもいいなら、何時に買うのがいい?」という疑問もあります。
ここは六曜について誤解されやすいポイントです。
仏滅に「この時間なら吉」という決まりはある?
六曜のなかには、時間帯によって吉凶が変化すると一般的に解釈されているものがあります。
たとえば、先勝は午前が吉・午後が凶、先負は午前が凶・午後が吉、友引は朝夕が吉・正午が凶など、赤口は正午が吉・朝夕が凶とされています。
一方、仏滅については「万事凶」とされており、赤口の正午のような吉の時間帯は示されていません。
「仏滅だから○時に宝くじを買えばいい」と単純に決める必要はないでしょう。
購入時間によって宝くじの当選確率は変わらない
もちろん、朝に買ったから当たりやすくなったり、昼に買ったから当たりにくくなったりするわけでもありません。
時間帯についても六曜と同様、当選確率の話とゲン担ぎの話を分けることが大切です。
お気に入りの売り場が空いている時間に買う、仕事帰りに買う、気分のいい朝に買うなど、自分が楽しめるタイミングを選んでみてはいかがでしょうか。
宝くじは仏滅と大安どっちに買うべき?
仏滅と正反対のイメージを持たれているのが「大安」です。
一般的な六曜の解釈では、大安は「万事大吉」とされています。
それでは、宝くじは大安と仏滅のどちらに買うのがいいのでしょうか。
当選確率で考えるなら大安と仏滅に違いはない
当選確率という観点から考えるなら、大安だから有利、仏滅だから不利と考える根拠はありません。
大安に買っても外れることはありますし、仏滅に買った宝くじが当たることもあります。
六曜を当選確率そのものと結びつけて考えないことが大切です。
縁起を楽しみたいなら自分が納得できる日を選ぶ
では、どちらを選べばいいのでしょうか。
これは「自分がどちらのほうがワクワクするか」で決めてもいいでしょう。
「せっかく夢を買うなら大安がいい!」という人は大安。
「仏滅に買って大逆転したら面白い!」と思う人なら仏滅。
宝くじを買う楽しさまで考えるなら、自分が納得できる日を選ぶことが一番です。
仏滅と一粒万倍日・天赦日が重なったらどうする?
カレンダーを見ていると、「仏滅なのに一粒万倍日」といった日があります。
「吉日と凶日が重なったら、結局どっちなの?」と迷ってしまいますよね。
一粒万倍日とは?
一粒万倍日は、「一粒の籾が万倍にも実って稲穂になる」という意味に由来する吉日です。
小さく始めたことが大きく育つという意味から、新しいことを始める日として知られています。
宝くじについても、「買った一枚が大きな幸運につながってほしい」という願いを込めて、一粒万倍日を購入日に選ぶ人がいます。
天赦日とは?
天赦日は、暦の上で特に縁起が良いとされる日です。
一年のなかでも日数が少ないため、特別な日として意識する人もいます。
「どうせ宝くじを買うなら、とことん縁起の良い日を選びたい」という人にとっては気になる日でしょう。
仏滅と吉日が重なった場合はどう考える?
問題は、「仏滅+一粒万倍日」「仏滅+天赦日」など、吉日と凶日が重なったケースです。
六曜などの暦注にはさまざまな種類があり、何を優先するかについて万人共通のルールがあるわけではありません。
そもそも六曜自体についても、意味の解釈にはさまざまなものがあります。
ですから、「仏滅だからやめる」「一粒万倍日を重視する」「両方気になるから別の日にする」のどれを選んでも構いません。
宝くじを楽しむためのゲン担ぎなら、自分が気持ちよく購入できる考え方を採用するのがいいでしょう。
不成就日が重なった場合は?
不成就日は、その名前のとおり「物事が成就しにくい」とされる日です。
一粒万倍日などと重なることもあります。
この場合も「吉日の効果が必ず消える」と科学的に決まっているわけではありません。
縁起を重視して気になるのであれば別の日を選び、気にならないのであれば購入する。
そのくらい柔軟に考えていいでしょう。
宝くじ購入で縁起を担ぐなら知っておきたい吉日
仏滅について調べ始めると、「逆に、宝くじを買うならどんな日が縁起がいいの?」と気になりますよね。
ここからは、ゲン担ぎとして人気の吉日を見てみましょう。
一粒万倍日
「一粒の籾が万倍に実る」という意味から、何かを始める日として知られています。
お金に関係するゲン担ぎでもよく名前が挙がるため、宝くじの購入日として選ぶ人もいます。
天赦日
暦の上で特に縁起が良いとされる日です。
毎月あるわけではないため、特別感を楽しみたい人には魅力的でしょう。
一粒万倍日など別の吉日と重なる日を狙うという楽しみ方もあります。
寅の日
虎は「千里を行って千里を帰る」といわれることから、「出ていったお金が戻ってくる」というゲン担ぎにつながっています。
虎の黄色い体から金運をイメージする人もいるでしょう。
巳の日・己巳の日
巳(ヘビ)は、財運の神様として知られる弁財天との結びつきから、金運を願う日として知られています。
なかでも「己巳の日(つちのとみのひ)」は、巳の日のなかでも特別な日として扱われます。
ただし、ここまで紹介した吉日も、その日に宝くじを買えば当選確率そのものが高くなるという意味ではありません。
あくまで「宝くじを買うイベントを楽しむためのゲン担ぎ」と考えておくといいでしょう。
仏滅以外にもある宝くじ購入で気になる凶日
仏滅以外にも、カレンダーを見ると気になる日があります。
代表的なのが赤口と不成就日です。
赤口
赤口は六曜のひとつで、一般的には凶日とされています。
ただし仏滅とは違い、一般的な解釈では、正午は吉、朝夕は凶とされています。
「凶日でも時間帯を選んで買いたい」という人なら、こうした暦の考え方を楽しんでみるのもいいでしょう。
もちろん、正午に購入することで宝くじの当選確率が上がるという意味ではありません。
不成就日
不成就日は「何事も成就しにくい」とされる日です。
縁起を大切にする人であれば、宝くじ購入を避けたくなるかもしれません。
一方で、宝くじの当選確率そのものとは別の話です。
気になる人は避ける、気にならない人は普段どおり買うという考え方で問題ないでしょう。
宝くじの運気を担ぐなら購入場所や保管方法も楽しもう
「いつ買うか」を決めたら、次は「どこで買うか」「買ったあとどうするか」です。
ここからは購入日の話とは少し離れますが、宝くじならではのゲン担ぎを楽しんでみましょう。
高額当せんが出た売り場で買う
全国には、高額当せん実績で知られる宝くじ売り場があります。
そうした売り場まで足を運び、「ここから次の高額当せんが出るかもしれない」と想像しながら購入するのも楽しみ方のひとつです。
ただし、過去に高額当せんが出た売り場だからといって、自分が購入する宝くじ1枚の当選確率そのものが高くなるわけではありません。
人気売り場には多くの購入者が集まり、その分たくさんの宝くじが販売されている可能性も考える必要があります。
自分だけのゲン担ぎを決める
有名な売り場でなくても、「いつも感じのいい店員さんから買う」「給料日に買う」「お気に入りの売り場で買う」など、自分だけのルールを作るのも面白いでしょう。
宝くじを買うたびに同じ行動をすることで、それ自体が楽しみになります。
購入した宝くじの保管場所
購入した宝くじを、当せん発表までどこに置いておくか。
これも昔からさまざまなゲン担ぎがあります。
- 神棚や仏壇
- 黄色や金色の袋
- 財布や金庫
- 机の引き出し
などです。
もちろん、保管場所によって当選番号が変化するわけではありません。
それでも、「当たったら何をしよう?」と想像しながら大切に保管する時間も、宝くじならではの楽しみではないでしょうか。
仏滅と宝くじについてよくある質問
最後に、「仏滅 宝くじ」について特に気になりやすい疑問をまとめます。
仏滅に宝くじを買ってはいけない?
買ってはいけないわけではありません。
仏滅は六曜で一般的に凶日とされていますが、仏滅だから宝くじを購入できないという決まりはありません。
縁起が気になるなら別の日を選び、気にならなければそのまま購入していいでしょう。
仏滅に宝くじを買うと当たりやすい?
仏滅だから当選確率が上がると考える根拠はありません。
過去の当せん者について「仏滅に購入した人が多かった」といった情報を見かけることがありますが、それだけで仏滅の当選確率が高いことを意味するわけではありません。
仏滅に宝くじを買うなら何時がいい?
仏滅について、一般的な六曜の解釈では「○時なら吉」という時間帯は示されていません。
自分が買いやすい時間に購入すればいいでしょう。
宝くじは大安と仏滅どちらがいい?
当選確率を基準にするなら、大安と仏滅を区別する必要はありません。
縁起を楽しみたいなら大安、あえて仏滅に夢を託したいなら仏滅というように、自分が納得できる日を選びましょう。
仏滅と一粒万倍日が重なったら?
どちらを優先しなければならないという絶対的な決まりはありません。
一粒万倍日を重視して購入しても、仏滅が気になるので別の日にしてもいいでしょう。
ネットで宝くじを買う場合も六曜は関係する?
ネット購入だから六曜による当選確率への影響が生じるわけではありません。
ただし、「縁起の良い日に購入手続きをしたい」というゲン担ぎとして六曜を意識することはできます。
売り場まで行けない場合でも、自分なりの購入日を決めて楽しめます。
まとめ|仏滅でも宝くじは買える!自分が楽しめる日を選ぼう
仏滅という言葉を見ると、「こんな日に宝くじを買ったら当たらないのでは?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、仏滅だから宝くじを買ってはいけないわけではありません。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 仏滅は六曜で一般的に凶日とされている
- 仏滅だから宝くじの当選確率が下がるわけではない
- 反対に「仏滅だから当たりやすい」ともいえない
- 大安と仏滅は当選確率ではなくゲン担ぎとして考える
- 一粒万倍日や天赦日などを購入日の楽しみに取り入れる方法もある
六曜は、14世紀ごろに中国から日本へ伝わり、時代とともに名称や順序も変化してきた暦の文化です。現在の六曜についても、解釈にはさまざまなものがあります。
ですから、暦に振り回されすぎる必要はありません。
「大安に買って幸運を願う」「一粒万倍日に夢を託す」「仏滅に買って大逆転を狙う気分を楽しむ」。どれも宝くじの楽しみ方です。
結局のところ、宝くじに「絶対にこの日に買えば当たる」という日はありません。
だからこそ、自分が一番ワクワクできる日に夢を買うことを大切にしてみてはいかがでしょうか。

